|
カテゴリ:カテゴリ未分類
最近ウォーキングを始めた。近くの長命寺まで行ってお参りして帰るのだ。「長命寺」なんて名はどこにでもある名前だが、それよりここには大きな立派な森がある。 お寺や神社には何百年と切られたことのない木が沢山ある。このような社寺森は昔から神が宿っていると考えられ、切るとたたりが起きるとして、切られることなく昔の姿をとどめている。 たまにあんまり大きな木が何本もあって、入るのが怖くなってしまう神社があったりするが、社寺森は都会のオアシスでもあるのだ。 そして私が行く長命寺にも、実に見事なケヤキが中央に堂々と立っている。こんなに立派なケヤキを見たのは初めてで、感激した。写真では見たことがあるけど、正に一昔前に武蔵野の森にあったようなケヤキだ。 郊外に行けばこれぐらいの立派なケヤキは沢山あるんだろうか。でも練馬と言えども東京23区内。こんなケヤキが見られるなんて、感動ものだ。 何が立派かって、10mはゆうにあろう高さ、枝振りの力強さ、大きさ。広がっていく枝は無限大だ。夕方の傾いた日を受けながら、まだ葉を少し残すこのケヤキは、荘厳な、神聖なたたずまいをしている。 毎日行くたびにお寺に向かってではなく、このケヤキに手を合わせたくなる。今日もまた会いに行こう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|