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先日久々に石神井公園に行って来ました。 辺り一面深い黄緑色で、少々不自然な感じを受けました。葉っぱはやたら大きいし、黄緑一面なんて、あまり見たことが無かったのです。 前回載せた写真は、今回の写真と2年前にほぼ同時期に撮ったものです。あまりに違うのです。 ところで、昨今温暖化が騒がれています。これが影響しているのでは?と、誰もが思いつくように、私も想像しました。 木々は戦略を持っています。生き残り作戦です。梢の上の方では、実は激しい光の奪い合いをしています。 そして下の方の葉は、大きくて薄く、少しの光をなるべく沢山集めて、少しの光合成物質で効率よく光合成をしているのです。 そして冬芽をつける時、前年、いや前々年の事を思い出しながら、今年はこうしようかなどと計画しながら冬芽を作ります。 だとすると、温暖化の影響でここまであっという間に葉を大きくしたのかと推測できます。しかしこれを証明するのは意外と難しいことなのではないかと思います。 木の研究は長い時間を必要とします。毎年芽吹きの日時を細かに観察し、木ごとにデータを作ります。その他有機的環境、無機的環境、気候、地形など、様々な要素を考慮しなければならないでしょう。 そして、3年、5年、あるいは10年経ってやっと証明できるのです。よってこれを証明できるのは、かなりの年月を要するのです。 ですから、一概に温暖化のせいとはまだ言い切れないのですが、それが影響していることは、研究しなくても一目瞭然ですよね。 しかし木の中にある、私たち人間に分からない、一種混沌とした静かな世界に思いをはせていくと、心が落ち着いていくのです。 やっぱり木は素晴らしい。命の源。私は木が大好きなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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