作った本人が言うのもなんですが、絶品!でした。いや、マジで。久々の大ヒット。
もちろん、お鍋(ル・クルーゼ ココットロンド)とレシピの威力なんですが。
レシピは、パトリス・ジュリアンの「男の料理 - 30分でできるフレンチ」から。
オレンジとスペアリブってことで、アメリカンレシピでよくあるマーマレードで下味を付けた甘~い焼きもの or 煮込み風なの(それはそれで、たまに食べると美味しいです)を想像していたのですが、全然違いました!
パトリス・ジュリアンらしい、意外性があって気取らないフレンチ。
口に入れるとオレンジの爽やかな香りがふわっと広がります。
ほのかな甘さの中に、豆板醤や花椒塩のオリエンタルなスパイシーさ。
で、お肉はトロトロ。
ターメリックとココナツミルクで炊いたご飯で作るバターライスを添えて、ソースを絡めながらいただきます。
大抵の料理は作りながら味が想像できるので、自分で作った料理に感激することって少ないですけど、コレは本当に思った以上に美味しかった~☆
ちなみにこの本、男の子が彼女のために作るおもてなし料理がコンセプト。
ポトフやフリカッセなどの煮込み料理から、気軽だけど洒落ているスープやサラダにサンドイッチ、繊細なアントレ(前菜)、アレンジされたカクテル、さらにはロマンチックなラーメンやジャパニーズテイストなお弁当、誕生日用にはフランボワーズのチーズケーキなどなど。
しかも、料理の作り方だけでなく、合わせるアルコール、盛りつけ方、テーブルセッティング、部屋の雰囲気の作り方にいたるまで、彼らしいアドバイスが。
手料理を食べさせてくれた男の子は何人かいるけれど、さすがにこんな演出をしてくれた人は皆無。ここまでできる人、探してもそうそういないだろうけど(^-^;)
料理好きの素敵な男の子がいたら、是非ともこの本をプレゼントしてあげたいんですが、うーむ、周りを見回してもそれらしい子が。。。
装丁も写真も文章もあまりに美しいので、女の子にもプレゼントしたいような本なのですけどね。でもタイトルが。。。
あ、ちなみに、「30分でできるフレンチ」といいながら、「もっと時間かかるでしょ~!?」という料理も多いです(笑)。
このスペアリブも、下準備に30分(肉をマリネする)、煮込みに1時間以上(本では25分でした)、ソースを煮詰めるのにも30分ほどかかってます(^-^;)
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