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2011.05.22楽天プロフィール Add to Google XML

高台寺「重宝文化財 時雨亭修復記念」傘亭茶席 

京都の高台寺に行ってきました。
5月の新緑が神々しいまでに、美しく、風が心地よかったです。
高台寺は豊臣秀吉の正妻ねねが建てたお寺です。
ねね様好みなのかしら?あまり、お寺というより、別邸という感じです。
とても落ち着くところです。

見所は「傘亭」「時雨亭」
利休のデザインだと言い伝えられています。
もともと、伏見城にあったものをねね様のご意向によって、
高台寺に移築してきたそうです。

痛みも激しいそうで、やっと修復が終わったそうです。普段は一般公開はされないそうですが、
東日本震災復興支援義援金として、「傘亭」で茶席が設けられています。
ねね様や秀吉が実際に使っていたお茶室
で、お薄をいただけるなんて、なんて幸運なのでしょうか!!
柱のデザインもさりげなく落ち着く空間です。

「時雨亭」は、2階建ての珍しいお茶室なのですが、2階は損傷が激しく、下から眺めるだけでした。
大坂夏の陣で大坂城が落城することを、ねね様は「時雨亭」の2階から大阪の空が赤く染まるの見て知ったということです。

また、行きたいです。

http://www.kodaiji.com/index.html
東日本震災復興支援 
高台寺「重宝文化財 時雨亭修復記念」傘亭茶席

2011年5月13日(金)~7月18日(月・祝)
東日本大震災の義援金として「茶席」の収益を全額寄付します。
圓徳院も特別茶席をもうけています。
高台寺/1,000円 圓徳院/800円
(お茶席の受付は午後4時半まで)
※別途拝観料が必要です。



Last updated 2011.05.22 20:46:59
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2010.08.07

本の世界の変化 21世紀 
[ 「IT関連」の本 ]  

21世紀に入って10年がたちました。本の世界は今、大きく変わろうとしています。
Ipad、キンドルと、本がデータ化され、電子BOOkとして読めるデバイスがたくさん登場し、2010年、巷では「bookビジネス2.0」の時代と呼ばれ、大変な話題となっています。データ化された本は、インターネットという広い海に吸収され、出版業界も流通も大きく変わっていくことでしょう。はたして本は無くなる運命なのでしょうか。きっと本自体が無くなるということはないと思います。本はとても便利なものですし、電子データでずっと読むのも疲れますから、本で育ってきた私たち世代の大人は、リアルな本で読みたいという要求が無くなってしまうということはないでしょう。本の手触り、ページをめくっていく感覚は私たちの細胞の奥深くまで浸透しているように感じています。けれど、慣れというのも怖いもので、受け入れがたい変化を受け入れてしまうとあとは意外と速くなれてしまうものです。もしかしたら人間は本質的に変化を望んでいる動物なのかもしれません。
私はしばらくの間は電子書籍と本は共存していくのではないかと考えています。
たとえば、ケータイ小説は、ケータイというデバイスで読むだけでなく一度読んでしまった内容が本という形になったときにまた買う人が多いと聞きます。きっと、デバイスで読むのと本で読むということは、別の体験なのかもしれません。多くの本が電子書籍となり、消費されていくと思いますが、自分の好きな本、自分にとって価値のある本は、やはり本として買う、あるいは印刷して製本するというそんな文化に変わっていくのかなという気がしています。本の歴史を追っていくと、キリスト教の普及と同時に本が多く作られ、普及したと書いてあります。神の言葉であり法という人間にとって最も重要な言葉を伝えるものなので、価値が高く、長く保存されるべきものであったのです。大変重要な内容にふさわしい、美しく高貴な威厳のある本が作られていきました。製本の技術はイスラム文化圏でさらに花開き、コーランの普及と共に発展していきます。そして15世紀にグーテンブルグの印刷機ができ、本の世界はここでまた大きく変化していきます。印刷機の開発による変化は、今のインターネットが開発されたこととおなじようなインパクトがあったでしょう。この時から手で作られていた本の世界は激変したのです。しかし、今、印刷によって変わった本の世界はインターネットの発達により、さらに全く違ったものとして変容していく可能性があります。
本の歴史は、今新しい時代を迎え、これからどのように動いていくのか大変楽しみです。
私はインターネット・ケータイにまつわる仕事をしていますが、手作りの本、ノートなどを創ることが大好きです。ipad、キンドルなど電子書籍の文化のはじまりは、未来に何をもたらすでしょうか。一人の、本とインターネットに係る人間として、この時代の流れをしっかりと見据えていきたいと考えています。



Last updated 2010.08.07 20:09:48
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2010.07.19

道具について 
[ 遊女aosmeの「Project」 ]  

私はいつも不思議に感じるのですが、製本の道具を手に入れたときに、なぜか独特の喜びがあり、心から嬉しい気持ちになるのです。この嬉しい気持ちをどのように表現したらいいのか分からないのですが、普通の買い物をする喜びとは違う、私にとってなんともいえず、深い喜びなのです。

製本という仕事は、趣味のカテゴリではあまりみかけません。だからあまり製本道具というものがどこに売っているのか、はっきりしないのですね。まだ日本では、製本に携わる人口は非常に少なく、マニアックな分野なのです。日本の伝統的な技術ではなく、西洋の技術なので、日本での歴史が浅いこともあります。もちろん、日本の独自の和とじの本もあります。和紙と墨の文化は、古く大陸から伝わり、日本の地で受け入れられ日本の文化として確立されています。現在は和綴じの本を利用することは日常的には多くないですし、西洋の本が当たり前に私たちの日常にあふれているわけですが、西洋の製本工芸を仕事にし、ましてや趣味にしている人は少ないのです。

ですので、製本の道具はあれだけの商品が網羅されている東急ハンズでも置いてある量が少なく、本格的に制作を始めようとすると、自分で道具を作らないとならないことが多いのです。売っていないものは作らないといけないということですね。はじめはそれが億劫だなと思ったのですが、いざ道具を創り始めると、なぜか夢中になりました。材料を買いに行くところからうきうきするのです。何よりも、その道具が出来たときに、ものすごく嬉しくて、内側から喜びが湧いてくるのです。なんでこんなに嬉しいのか、自分でもよくわからないのですが、とにかく嬉しくて、嬉しくて何度も作られた道具を眺めては喜んでいるのです。伴侶というか、相棒というか、そんな感じでしょうか。道具がこんなに好きだとは自分でも思いがけない発見でした。今日も、皮をすくための、医療用のメスを買ったのですが、シンプルな、ある意味無機質な道具なのに、大変豊かな気持ちになるのです。メスを買って喜ぶというと、ちょとあやしい雰囲気ですが、皆様には、そのようなことはないですか?今までいろいろな趣味で、手作りのための道具を買うことはあったのに、この製本の道具を手にいれたときには特別の喜びがあるんですね。きっといつか、この喜びの意味がわかるときがくるでしょうか。作品を創る時の喜びは当然いつも味わっているわけですが、それとも違う、やはり伴侶を得たというような特別の喜びなんです。道具というものが人間にもたらす感情って、本当に不思議ですね。良い道具は一生の相棒です。なにより頼りになるやつなのです。このような喜びがあること、そういった喜びがあることを知ったこと、まことに人生は奥深いです。



Last updated 2010.07.19 10:37:05
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2010.06.25

ノートを巡るお話 
[ 遊女aosmeの「Project」 ]  


Brian Joubert
革のノート
20代前半のひと時、私はフランスに住んでいたことがあります。私にとって初めての外国暮らしでした。生まれて初めて乗った飛行機で、日本から旅立ち、一年半ほどパリに住みました。この若い時の一年半のパリ生活はあらゆる面で私の感覚を開いてくれましたが、とくに本やノートにまつわる発見はとても新鮮でした。重厚な街の本屋さんには、革張りの本が並びます。革装丁の本は日本では辞書や百科辞典しか見たことがなかったので大変驚きました。日本のようなブックマーケット式本屋さんもありましたが、本というものの文化が全く異なることに大変驚きました。また、文房具や紙類がとても高いことも驚きでした。日本のような良質の紙のノートが、ふんだんに安く手に入ることはなく、作りは雑なのにとても高価なのです。でもとても魅惑的で素敵なノートが沢山ありました。デザインも使われている紙も日本のものとは全く違う感覚なので、ときめきを感じながらノートを買いました。今では、日本製の製品は、紙も美しく、作りや使い勝手が良いことをとてもよく知っていますが、その当時は、異国の文化に多大なあこがれを持っていましたのでパリで初めて出会った新しい魅惑的な文房具に触れることにこの上ない喜びを感じたもののでした。

今になって、その時に受け入れた異文化のセンス、感覚が、自分の嗜好の源となっていることが良くわかります。長い間の時を経て、パリでの生活経験が私の中で熟成されていたのでしょう。ある時私は、突然、製本を習い始めました。身近かな人にプレゼントをするときに、オリジナルのものを差し上げたいなとふと思ったのがはじまりです。紙という素材にも出会い、昔見た、レトロなパリ風のノートや本を思い出しましたが、なかなか探しても手に入りませんでした。自分で作ってみたいな、という気持ちになったのです。インターネットを調べ始めました。すぐにとても良い先生がみつかり、通うことになりました。こうして先生のアトリエに通わせていただきながら、基本を学び、本やノートなど、徐々に作りたい作品を作り始めました。思い返してみれば、唐突に始めたように感じる製本やノート作りのはじまりは、二十代の頃のパリの生活が原点だったのですね。

若いころ、異国の文化に触れ、その後日本に帰り、日本の文化の美しさを逆に探求し始め、日本の美に魅せられました。私の中で二つの文化がやっと統合され始めたのかもしれません。洋風でもあり和風でもあるasomeの手作りノート・本を手にとっていただけましたら幸いです。

手製本のノートやオリジナルの本は、ぬくもりが伝わり、一度利用するとなかなか既成のノートが使いがたくなります。手で作るものは心が安らぎ、落ち着きます。多くの方に手製本の良いものを使っていただきたい気持ちです。

今私は、自分が欲しいと思っていたノートや文房具を作るだけではなく、誰かが、「こんな感じのものが欲しいな」ということをお聞きして、世界で他にないオリジナルなものを作ってあげたい気持ちで作品作りをしています。「ここは使い勝手がいいけど、もっとしっかりした素材だったら」とか、「これがもっと可愛い表紙だったらら買うのにな」と思っていらっしゃる方は沢山いらっしゃると思います。できないこともあるかもしれませんが、もし私にできることがあったら、ご一緒に企画して考えていきたいと思います。またweb上で共同購入ということで一緒に企画に乗ってくださる方がいらっしゃれば、みんなで作っていこうと考えています。ぜひ、この製作者とお客様との双方向プロジェクト、asomeプロジェクトにご参加ください。



Last updated 2010.06.25 23:50:16
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2010.03.28

ブライアン・ジュベール選手の「Rise」 (2010男子フィギュアスケート世界選手権ショートプログラム)  (2) 
[ いい男たち ]  


Brian Joubert
サフリ・デュオの「Rise」
2010 男子フィギュアスケート 世界選手権のブライアン・ジュベール選手ショートプログラムを繰り返し見ては楽しんでいます。
ロックコンサートのようでもあり、大好きなスターと一緒に踊っているような盛り上がりがあるのです。
フィギュアスケートのショートプログラムは、確実に技を成功させることが要求され、失敗は許されません。その分、緊張感は倍増、失敗を回避するために、無難なジャンプを選ぶのが常套です。しかし、このジュベール選手は「真のスケーターなら、ショートプログラムでも4回転を跳ばなければならない」と言うほど4回転への使命感が強いのです。採点方法が変わり、型にはまった、つまらない演技が増えてくる昨今、果敢に挑戦してこそ、見るに値するいい男というものです。


若干沈痛の面持ちのジュベール選手が、氷上でポーズをとると、サフリ・デュオの「Rise」が流れます。緊迫した空気の中、黒い開襟の胸に金のペンダントが光り、ラテン系の妖しい動きから始まります。
緊張が最高潮に達したそのとき、一瞬に空気が変わりました。最初の4回転が決まりました。拳を強く握って、喜びを身体全体で表す姿は、当然ジャンプが成功しないと見られないポーズです。体から自然に発する喜びは、私たちと共鳴し、一体となり高揚していきます。
ジャンプをしても、ステップしても、スピンをしてもすさまじい歓声と手拍子がおこります。テレビでも会場の熱気が伝わってきます。
勢いがあって、軽快で少しコミカルなステップ。かっこよくて愉しい、男っぽい演技です。
フェンス越しのコーチの手拍子と掛け声に、拳を差し出して応える場面で、更に会場は盛り上がり、ジュベール選手の力を引き出します。絶好調のジュベール選手のその合図に、コーチは大喜び。選手が演技中にコーチとコミュニケーションをとるのは、見たことがありません。
何度見ても、楽しい場面です。

演技を終えた瞬間は、自らも会心の出来だったのでしょう。紅潮した顔で雄叫びを上げていました。「これが、ジュベールです!!!」と興奮する解説者。
ドラマチックな2分50秒でした。なんて、爽快で魅力的な演技なのでしょう!


2010年冬季オリンピック直前に『NHKスペシャル』「ミラクルボディー」という番組を偶然見ました。世界一安定した4回転を飛ぶ選手、ジャンプをするのに理想的な「ミラクルボディー」を持つ選手として特集が組まれていました。
彼が番組で「4回転はまるで雲の上を飛んでいるような気分だ」と語ったことがとても印象的でした。滞空時間はわずか0.7秒。技を極めた人間だけが許される境地、ジュベール選手は、その飛ぶ瞬間に確実に「なにか」を掴んでいるのでしょう。

五輪ではどんな演技をするのかと楽しみにしていましたが、ショートプログラムで最初に4回転を失敗し、それが尾を引き、見るのも痛ましい結果でした。
「すべてを失ってしまった」とコメントしていましたが、それから、わずか1ヵ月後、今回の世界選手権に出場です。

五輪の時と同じプログラムだとはとても信じられません。全く別人です。最初の4回転ジャンプの成功によって、「雲の上を飛ぶ」感覚を演技全体に体現し、見る方も、一緒に爽快な躍動感を味わうことができたのです。
曲名の通り「Rise」(上昇、高まり)でしたね。


今回は総合3位という結果でした。そのコメントは数々の苦難を乗り越えた強さを感じさせます。
「満足。 今シーズンは辛かった。失敗が多くて辛かった。 (中略)
メダルをとれたのはリベンジではない、良い気分で再出発をきりたかったから。
批判を避けて頭を下げて生きてきた。
批判のせいでやめたいと思ったことはない。
自分を証明したかった。自分がまだ強いことを見せたかった。」

ジュベール選手はなんと5回転も可能性があるとか?今度は雲の上を越え宇宙を飛んで私たちを楽しませてくれることでしょう。

どん底から這い上がって復活する姿は美しい。
そんなジュベール選手に、拍手をおくります。


●ブライアン・ジュベール選手のRise (2010男子フィギュアスケート世界選手権 SP)
http://www.youtube.com/watch?v=IS_pHQIz6Tk

●ミニ ブライアン・ジュベール選手のRise あんまりかわいいので...
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9222904


Last updated 2010.04.05 00:19:56
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2010.03.08

鳥取民芸美術館 たくみ割烹店 
[ 「お気に入りのお店」 ]  

山陰地方にいってきました。
今年に入って二度目の雪となり、大変な寒波と聞いていました。電車の窓からの景色はすでに暗く、日程が決まっていましたので、雪の鳥取に向かいました。行きは新幹線でしたが、岡山から八雲に乗って米子に着いたのは、夜の九時を過ぎていました。前が見えない情況だったので、その日は取り急ぎホテルに入り、休みました。

次の日、起きて窓を開けると一面雪が積もっていました。東京もこの頃は雪が積もることがほとんどありませんので、何かとても懐かしい光景に出合ったような気持ちでした。そして、雪が降っているのに、お日様が出てきて、お天気雪とでも云うのでしょうか。青空が見えたり、お日様がきらきら光っても雪が降り続ける不思議な天候なのです。地元の方に聞くと、良くあることとおっしゃっていました。場所が変わると、雪の降り方も全然違うのですね。山を越えて岡山や広島、山口はまた全然気候が違うそうですが、日本海側特有の、共通した湿り気のある風土に懐かしさを感じました。
その日の仕事を済ませて、米子から鳥取へ行きました。夜の食事をどこにしようかと迷っていると、地元の方が「土地の料理なら『たくみ』はいかがですか」と教えてくださいました。鳥取民芸美術館の隣にあるたくみ割烹店は、とても素敵な店構えです。民芸館の並びで、美術館、民芸店、割烹店となっています。民芸美術館の一環として、民芸品を実際に使っていただき、美味しいものを食べながら器を味わってもらうという、生活的観賞の場としての割烹店。大変素敵な空間でした。このような美術館と割烹店が並びにあるのは初めて見ました。障子やスタンド、テーブル、壁掛け、のれん、すべて手作りの味わいのあるものばかりです。また出てきたお料理がとても素晴らしいのです。鳥取の地の食材をそのまま心をこめてだしてくださっている感じで、このようなおもてなしは、だれでもが感動すると感じました。

「烏賊の麹づけ」「こもちかれいの煮つけ」「牛筋の煮込み」「お刺身、」「豆腐のあんかけ」など使い勝手の良い民芸品のお茶碗、お皿に盛りつけられ、お櫃ごとのご飯にも感動します。

目で見て、手で触れて味わい、空間も楽しめるという場、今まで経験したことがない空間でした。お店の書棚のところには、司馬遼太郎さんが訪ねてこられ、書かれたという文章が掲載されていました。さすがに司馬遼太郎さんです。奥行きのある紹介文書はお見事と思わず唸ってしまうような、本当にお上手な文章でした。まさに今経験していることを的確に、美しく表現されていて、お料理とともに大変感動しました。

お値段もお安く、どなたにもお勧めできるお店です。心豊かになる空間って、素晴らしいですね。雪で平日のせいもあるかもしれませんが、あまり人が入っていなかったことが、少し気がかりでした。ぜひ、続けていってほしいなと思いました。翌日の朝も雪でしたが、美術館を見、たくみ工芸店に寄り、器を買いました。とてもお手頃のお値段でした。

そして今日の仕事が終わってから、鳥取砂丘に連れて行っていただきました。せっかくの砂丘でしたが、雪だったので、雪の平原となっており、砂は見えませんでした。しかし、大変美しい夕焼けと、明るい雲の流れに大変感動しました。




http://www.infosakyu.ne.jp/toricom/square/takumi/



Last updated 2010.03.08 23:16:50
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2010.02.27

男子フィギュアスケーター エフゲニー・プルシェンコ選手  (4) 
[ いい男たち ]  




バンクーバー五輪にプルシェンコ選手が出場すると聞いて、とても楽しみにしていました。
4年前のトリノ五輪の金メダリスト、ロシアの天才男子フィギュアスケーター エフゲニー・プルシェンコ選手です。


4歳から病弱な身体を克服するために、スケートを初め、11歳にして、スケートを本格的に学ぶため、家族と別れ一人でサンクトペテルブルクへ移住。
両親は、プルシェンコ選手にスケートをさせるためだけに必死で働いていたようです。一方、幼いプルシェンコ選手は、劣悪な環境の共同安アパートに、ダンボール箱で壁の仕切りを作ったり、空き瓶を拾って小銭を稼いだり、と相当苦しい経済状況でした。また、スケート強化チーム内では、田舎から出てきた才能ある小さなプルシェンコ選手に嫉妬して、根性焼きもどきの手荒なリンチまで行われていたそうです。
逆境に耐えながら、旧ソ連システムの徹底した英才教育のもとで、彼の才能はみるみる開花し、1998年世界選手権では、弱冠15歳にして史上最年少銅メダリスト。
2002年ソルトレイクシティ五輪で銀、2006年のトリノ五輪で金を獲得しました。

他の追随を許さない圧倒的な高い技術と芸術性。その強さは、彼のこのようなことばに裏づけされるのかもしれません。

「両親がいつも見ていたひとつのこと。それを達成するためにすべてを諦めた両親。みんなが僕に金メダルを与えてくれました。だから、彼らがいなければ僕は取るに足らない人間でした。これは彼らのためです。彼らにはその価値があります。」

180センチの長身にもかからず、高く華麗な4回転ジャンプを舞い降りる。リンクが小さくみえるほど滑らかで速いスケーティング。キレのある迫力満点の超絶ステップ。中心のブレのない高速スピン。
幼少からバレエで鍛えた身体は足先、指先までのびやかで繊細な表情を見せてくれます。その上、ファンサービスは最高で、試合で貴公子然の演技をするかと思えば、エキシビションでは、筋肉スーツや女装、着ぐるみ、赤ちゃんなど、際限なく面白いパフォーマンスを披露し、会場は爆笑の渦になります。とにかく、大胆で繊細、優美で力強い表現のできる超人的な選手です。

トリノ五輪以来、身体を故障し、競技生活から離れていましたが、3年半ぶりに、突如バンクーバー五輪に出場するために、復帰しました。五輪直前に現役復帰した理由を「この2年間、4回転をできない選手が世界で勝っている。それは耐えがたい状況だった」と語っています。プルシェンコ選手が復帰するというので、バンクーバー五輪出場の男子フィギュアスケーターは、4回転ジャンプの挑戦を余儀なくされるという、観客にとっては、興味深い展開になりました。
やはり、硬くて冷たい氷の上を4回転も跳ぶという行為は、競技者にとっては、リスクが大きいのですが、限界に挑戦する勇姿こそ、胸を打つのです。限界を突破した暁は、見る者に喩えようもない感動を引き起こします。
今回、不死鳥のように現れ、4回転を飛ぶと宣言することで多くのスケーターに影響を与えたように感じられます。
今回のバンクーバーで失敗しましたが、日本の高橋選手の果敢に4回転に挑んだ演技は、すばらしかったのです。彼も怪我を乗り越えての挑戦でした。


復帰後、間もないにもかかわらず、見事4回転ジャンプを成功させたプルシェンコ選手。金メダルは逃しましたが、フィギュア界を発展させようという王者の使命というべき、その姿勢には感動します。
表彰式で解説員の言葉に深くうなずきました。

「ただフィギュアスケートの未来のために、4回転を挑み続け、そして成功し続けたその姿勢。やはり、プルシェンコは偉大な、偉大な、そんな選手です。」

2014年母国ロシアにて開催されるソチ五輪に向けて、現役続行宣言。

「次はもっと難度の高い4回転を跳ぶ。負けてうなだれるようなことはしない」
その挑戦する姿は美しい。そうあるべきと、拍手をおくります。





●2004『ニジンスキーに捧ぐ』芸術点オール6.0の伝説の演技
http://www.youtube.com/watch?v=kkhn4KbisJc



●『ゴッドファーザー』39度の高熱での気迫に満ちた演技
http://www.youtube.com/watch?v=YD9ySNxG9Hw


Last updated 2010.03.02 22:20:34
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2009.09.25

分とく山 (広尾 本店)(わけとくやま)で秋のお食事会  (77) 
[ 「お気に入りのお店」 ]  

和食の名店「分とく山 」に行って参りました。
ラッキーなことに離れの個室が用意されていました。

東京の喧騒が嘘のように、虫の音が美しい、静かな夜です。


お飲み物は一口ビールを注文。薄い小ぶりのビールグラスに上品な細かい泡、見るからにおいしそうです。

まずは、先付けです。
山芋のうに盛です。うには甘く新鮮で、山芋のさくさくした食感が心地よいです。

2品目八寸。秋の彩りの赤いに葉っぱの上に並ぶ、美しい盛り付けです。
一品一品が創作料理で、新しい食感。食べたことない味でした。

続くお椀。葛のそうめん入りだとの説明ですが、これも初めての食感でなんともいえないコシがあります。

おつくり
鯛とふぐ、えびなどの盛り合わせ。ふぐは梅醤油でいただきます。さわやかな酸味とぷりぷりした歯ごたえです。もちろんほかのお刺身も申し分なし。

5品目
名物 鮑の磯焼き
絶品です。

6品目 蓮根の肝のハサミ揚げ ぎんなんの揚げ物 イチジク赤ワイン蒸の黄身ソースあえ など
蓮根と肝の組み合わせは中東の料理を彷彿させるような、ダイナミックな味わいなのですが、青ジソの風味が、やはり和食なのです。不思議な味でした。 ぎんなんの揚げ物もさくさくして、とてもおいしいです。
イチジクと黄身のソースの組み合わせは絶妙です。どうして、こういう味つけを思いつくのでしょうか?

7品目
鴨の胡瓜のおろし和え。蛇腹胡瓜とヤングコーンが添えられています。胡瓜の蛇腹は美しいだけでなく、歯ごたえもすばらしいです。ここまでは、完食です。


8品目。最後は鮭の炊き込みご飯 いくらの親子ごはん でした。

もう、お腹いっぱいでしたので、少しだけ食べて、お持ち帰りのおにぎりにしていただきました。
小さなかわいい手提げに入れてくださいました。

どのお料理も唸るよりなく、一口ずつ味わって頂きました。

お食事の後は、お店の人にお願いして、持込のコーヒー、キリマンジャロ ゴマタスジを入れていただきました。湯飲み茶碗に淹れて頂いたコーヒーは、さすがに料理人のプロが淹れた味わい深い和風の味でございました。

デザートは、柚子風味の葛のソースに梨。果物もこのようなデザートになれば、素材も一層引き立ちますね。

ご馳走様です。とても落ち着いて、楽しい贅沢な時間を過ごすことができました。
弟子の方も、とても、感じがよく気持ちのよい応対でした。2週間ごとにメニューがかわるそうです。
私たちが最後だったようで、お店から出ると、お店の方々が駆け寄って見えなくなるまで見送ってくださいました。
季節毎に、違う味わいを楽しみたいお店ですね。
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Last updated 2009.09.27 17:56:08
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2009.03.24

侍ジャパン 世界一 WBC 
[ いい男たち ]  

野球がベースボールを超えたとテレビで言っていましたが、今日は、本当に世界の縮図を見る様な試合でした。

韓国チームと5回も対戦するという、リーグ戦。WBCのWはワールドのはずですが、どう考えてもおかしな組み合わせです。試合のルールも、前回より色々と変更されているそうです。投球数の制限も、高額収益を稼ぎ出す投手に負担がかからないようにとの、球団と保険会社の意向だそうです。こんなところにも経済が絡んでいます。

世界のルールも、日本に対し有利に変わっていくことは少ないですが、WBCのルール決めも、基軸通貨同様、本場アメリカということでしょうか。
しかしながら、そんな戦いの中でも日本の選手は、柔軟にルールを受け入れ勝負する姿勢は誇らしいです。

日本と韓国は宿敵でもありますが、お互いに切磋琢磨できるよいライバル。
韓国チームがいたからこそ、侍ジャパンも強くなれたようにも感じます。
お互いに、自らの弱い部分を克服しながら成長していく過程は、両チームとも頼もしく感じます。
日本が勝ち越しながら、韓国に追いつかれ、それでもまた、引き離す。本当に敵は対戦相手ではなく、この社会や仕組み、それぞれの自分自身と、感じられ、とてもよいライバル関係のようにも感じました。
勝つべきものは、世界。
ベースボール。
そして、日本は勝ちました。
日本野球は、ベースボールに勝ちました。



「世界一行くぞ!」(イチロー選手は決勝開始直前、円陣の中心で、ナインと心を一つにして出陣しました)

10回表のイチロー選手のバットは刀を構えるように静止し、ピッチャーに挑みました。
日本中、固唾をのんで見守る中、イチロー選手は、後がありません。
このときのために、すべてがあったと思えるような場面でした。
私は、日本のために、世界のために、どうか、打ってください。
と祈りました。
ここで、打たなければ、日本がだめになり、世界はだめになる・・・
なぜか、そう感じた瞬間、はじける様な音がし、
私の目の前に玉が飛びこんでくるように画面に映りました。
このとき、神が降りたと、イチロー選手は感じたのでしょうか。

「笑顔を届けられたこと、最高です。
日本のためにやりました。」(試合終了後のイチロー選手の談話)


準決勝の舞台はアメリカで、アメリカとも対戦し、見事に勝ち越し。
決勝戦はイチロー選手で始まり、侍イチロウで締めくくり、最後はイランの血をひくダルビッシュ選手。
日本とイランの架け橋になりたいというお父さんの意思を受け継ぎ、最後は三振空振りで侍魂を見せてくれました。


今回から日本チーム名の「ジャパン」の前に監督名を付けず、「侍ジャパン」としたことで、選手たちの侍魂が呼び起こされたのかもしれません。そして、「侍ジャパン」という響きが日本列島を一層盛り上げたのでしょうか。

世界の縮図を見たような、歴史的な試合でした。
強い侍が世界をリードしてくれることは、本当に嬉しい限りです。

優勝ありがとう。



Last updated 2009.03.25 00:56:13
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2008.12.08

インフォコモンズ  佐々木俊尚著   講談社 
[ 遊女asomeの「嗜み」 ]  


~グーグルとSNSの次に世界を制するものは何か?~

最近はじまった佐々木氏のメールマガジンを購読し、氏の最新情報を読み始めているところです。7月に発売されたこの本、とても面白かったです。「フラット革命」の続編ということでしたが、なるほど、asomeの知りたいインターネット上のこの先のイメージを大変興味深く描いてくださいました。10年前のインターネットの状況を考えると現在は、一般人の私からすると、ものすごい進化と感じるのですが、実はそれほど進化しているわけではなく、利用している人達のすそ野が圧倒的に広がり、社会そのもの、構造が変ってきたということなのでしょう。今だよく捉えられないweb3.0の概念もおぼろげながら見えてきました。受動→能動そして受動(web1.0→web2.0→web3.0)という流れは、同じ受動(プル)であっても、もう同じ受動(プル)ではないわけです。能動(プッシュ)を経験し、ひとまわり成長した受動(プル)をどのように実現するかが課題なのですね。
「情報と人間の関係性の可視化、システム化が新しい関係性の萌芽になり、新しい社会システムを生み出す可能性を秘めている。」というくだりはとてもわくわくします。
私たち一人一人が「自分自身の情報の再集約を自分の責任として行い自己情報のセルフコントロールを確立していく」ことが重要なんですね。
インターネットの3年先5年先、ましてや10年先を想像することはなかなか至難の業です。しかし、人間の可能性を早急に飛躍させていかなければならないほど、現在の世界の限界点が浮上してきている今、私たちはみんなで新しい仕組みを作っていかなければならないのだと感じます。とても勉強になり考えるヒントになってくれた本です。ありがとうございます。





Last updated 2008.12.09 01:56:36
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