ニモの気まぐれ日記

２００７年１１月２３日（金）

北風予報のため、朝霧へ。
運良くタンデム機（マグナム）を借りられるようなので、
タンデムで飛ぶ事になった。

Ｈ木イントラからは、
「最近自分で飛んでないから、飛び方忘れちゃったんじゃないの？」と言われたけど
タンデムって、自分の持っていない技術を学べるから
ｅｘ）雲を使ったあげ方、スパイラルなど
チャンスがあれば乗せて頂きたいというのが私の考え。
（っていうか、先週ソロで飛んでるけど。）

師匠への課題は、毛無に行く事と、ランディングで無事に降りる事。
（生意気な弟子です、はい(^_^;）

スカ朝のタンデムのお客さんが２回降りてからテイクオフする事に。


＜猪之頭タンデムフライト３本目＞

毎度の事ながら、クロスは１発で決めてくれます。
その後前山を飛んでいたら、渋い渋い！
高度は９６０ｍまで落ち、ソロフライトだと焦ってしまいそうだけど
師匠に限っては降る訳ないなぁ～と、暢気に構えた。

が・・・一度皆が抜けたサーマルを逃した。
え～～～～！！何やってるんすか！？（￣ ￣！）
まあ、たまにはそんな事もあるのかな。

二度目のチャンスでは、きっちり抜けました。

西富士に来てから、タンデムの操作を私と交換してみた。
マグナムだから、サーマルは楽々廻せるだろうと思ったけれど
タンデム機は重いし、ニモのような機敏性はない。
コアの方向と大きさは分かるんだけど、その通りに廻せない感じ。

なんだか、楽しくない（￣□￣；）
師匠、こんなので良くコントロールしてるなぁ。と感心した。

その後天子方面へ。
かな～り低い高度に思えるけど、大丈夫か？
けど、その辺師匠はしっかり風を読んでいるので、天子で高度回復できた。

「大倉に行ってみてください」
と注文をつけたら、天子でサーマルトップまであげて向かってくれた。
実は私、大倉には一度も行った事ない。
っていうか、場所も分からないんだよね。良い機会だ♪

「ここが大倉だよ」と言われた場所は、想像していたより近かった。
講習生の時に、かなり手前まで行った事があったからだ。

その後は、いよいよ今日のタスクの毛無へ。
西富士で高度を回復させて、毛無に着いたのは、高度１６５０ｍ

(￣Д￣;) こんな低い高度で大丈夫！？
ちょっと心配になった。

けれど、師匠の長年の経験で、あがる場所も良く分かってらっしゃる。
徐々に高度を回復させていき、ゲンコツ山の上空で
突如大きなピッチングが起こるほどのサーマルに突入した。

バリオを見たら
上昇はなんと「１０．７！」
これにはさすがにビビッてしまった。

大きく持ち上げられた次に起こる事は、、、、、、。
振り子のように振り回される・・よね（￣□￣；）

けど、そんな心配も一瞬で終わった。
師匠がうまくピッチングを止めてくれたからだ。
さすがです！
タンデムで良かったよ～♪

「もっと穏やかなサーマルで上げたいな」
そう言って、２１００ｍまであげて、寒くなってきたから沖に向かった。

ランディングに戻ってくると、高度に余裕があったのでスパイラルの練習をした。
今回は私が言われた通りに操作するのである。
右にゆっくり体重をかけていって（←これがポイント）
右ブレークをライザー付近まで引く。
するとゴ～～ッという音がしだして、Ｇがかかる。
自分１人なら１周でとんずらしてしまうのだが、頑張って３～４周廻してみた。
「戻して」と言われたので、右ブレークをゆっくり戻し
「ピッチングをうまく止めて」と言われたので、
後ろからグライダーが戻ってくるところでうまくブレーキをかけた。

よし、練習成功♪

その後はランディング。
「今回はハーネスがペラいから、ケツランは辞めてください」
と言ってあったのだけど
ランディング間際になってもスピードが落ちない（汗）

足を出すと骨折しそうだったので、とっさにケツランした。
その反動で、首にかなりの衝撃がきました。(￣Д￣;) ・・・・。
マジで痛かったし、後遺症が数日。

フライト記録：獲得高度＝１１０４ｍ（２１０４ｍ）、フライト時間＝2時間14分
　　　　　　　　到達地点＝大倉～毛無


あの～、ツメが甘いですよ～。
タンデム３回中２回がケツランで、
そのうち１回はパッセンジャーに軽症負わせている。
珍しく私から師匠に説教をしていた(^_^;。
「危険すぎるから、免許とれません！」って。

それ以外は、完璧ですけどね。