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本日、茨城県でバスに乗り込んで包丁を振り回すという無差別大量殺人未遂事件が発生しました。 犯人が「自分の人生を終わらせたい」と言っていたように、プロファイリング的にこのような事件は「犯人が人生に絶望し、生きているのが嫌になった」ことに犯行動機が起因しています。
やっかいなのは、この手の犯人は自分一人で死んでしまうことでは収まりがつかないという気持を抱いていることです。 他者を傷つけるのは、自分を自殺に追いやった敵(社会一般である場合もあります)を道連れにするという「復習的動機」と、自分の愛している人間や動物を道連れにする「心中的動機」の大きく2種類の動機があります。 また、それまで社会から阻害されてきた犯人が、自分の死が社会から注目されたいという気持を抱くこともあります。
今回の犯行は詳しいことがわかりませんので断定は出来ませんが、第一に「社会的注目」を求め、第二に「しあわせそうに見える学生たちを自分の敵だとみなした」のではないかと、私は推測しています。 このような観点から考えると、本件事件の類は過大に報道しないことが第二、第三の悲劇を防止する最善の手段でありましょう。 過大報道がなされると、社会的注目を集めることができると考える輩が模倣行為を行いかねませんから・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.17 18:33:09
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