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年末年始、例年のように体調不良が続きまして、本ブログもなかなか更新できませんでした。 年末年始に体調を崩すというのは、クリスマスイブから始まる約1週間で、キリスト教徒になり、(除夜の鐘で)仏教徒になり、初詣で神道を信じるという、いそがしい信仰の変化に体が付いていかないのが原因かもしれません(^^;)
さて、暫く離れていた「論理で相手は説得できない」ですが、今回は「相手との距離が縮むだけで話がすすむ」ことについて書いてみたいと思います。 難しい交渉事や難しそうな相手であっても、たまたま相手が出身高校の先輩や後輩だとしたらどうでしょう? 地方ではよくある話ですが、都会にいる地方出身者の場合はめったにありません。 おそらく、場の雰囲気が一気に和らいで話がトントン拍子に進んでいく可能性が高いのではないでしょうか? つまり、相手と自分の「共通項」を見つけ出すことが大切なのです。 私は、話の合間に出身地や年齢、現在住んでいるところ、などなどをさりげなく尋ねるようにしています。 同い年で同郷なんかだと完全にビンゴです。
かつて弁護士1年生の時、保険会社の依頼で難しい相手の家に足を運びました。 親子3人から「これでもか!」というくらい罵られ、無理難題をふっかけられました。 ただただ耳を傾けてガス抜きをした効果もあったのでしょうが、突然、奥さんが援護射撃をしてくれたのには驚きました。 「まあ、この弁護士さんも、小学生のころ裏の砂浜に釣りに来ていた人だということだし・・・」 相手宅に入れてもらう時、ひと言私が漏らしたことです。 もちろん、急先鋒だった父親は、同じ砂浜で釣りをしていたに違いありません。 和やかとまでは到底生きませんでしたが、罵詈雑言が急にトーンダウンして間もなく和解に至ったものでした。 帰り際には一番の難敵であった父親が外まで送って入れたのが印象的でした。 このケースで、私はひと言も理論的なことを言っていないことはご想像のとおりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.05 17:19:23
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