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テレビドラマの緊迫感溢れる法廷場面とは全く異なった「トホホ」な法廷場面が現実にあります。 今回は、それをいくつかご紹介します。
1 民事事件で私の依頼者は鈴木一郎さん、相手方は山田太郎さんでした。 本人尋問で相手方の弁護士が本人の山田太郎さんに主尋問をすることになりました。 法廷は緊張感でシーンと静まりかえっています。 相手方弁護士「あなたは、山田太郎という人を知っていますか?」 本人「・・・・・・」 相手方弁護士「もう一度聴きます。山田太郎さんを知っていますか?」 本人「・・・・・・」 相手方弁護士「知らないのですか(やや苛立って)!」
見るに見かねた私が一言。 「せ、先生、証人席に座っている方が山田太郎さんです」
もうひとつ。 これは伝聞です。 同じく民事事件の法廷で、裁判官が原告代理人弁護士に尋ねました。 「原告代理人。この請求は債務不履行に基づく物ですか?それとも不法行為にもとづくものですか?」 原告代理人はにわかにスーツを脱ぎ捨て、ワイシャツの両手をまくり上げて一言。 「要するに・・・・・被告はケシカランと言うことです!」
2つめは極めて信用できる方から聞いた話で、1つめは私が経験した実話です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.21 22:42:44
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