テーマ:海外旅行(7128)
カテゴリ:海外
択捉島で紗那の日本人墓地を訪れ、皆で墓参をしました。 私は12年振りの再訪です。 自然石に名墓碑銘を刻んだだけのシンプルな墓石がほとんでです。 しゃがんで線香を供え、拝もうとしている墓には、死亡年が大正弐年と刻まれています。(上の写真) 元島民の伊藤光作さんの読経に合わせ、皆で参拝してきました。(下の写真) 伊藤さんは、ビザなし訪問が始まってから、北方領土にもう24回も足を運んでいると言っていました。 彼は、島にいた子供時代の思い出を、懐かしそうにいろいろ語ってくれました。 一向に返還の兆しが見えない現状に、複雑な心境を抱いているに違いありません。 紗那の墓地は、わりと急な山の斜面にあり、現地のロシア人墓地としても使われています。 ここに、墓石に死者の生前の顔を掘り込み、周囲を鉄枠で囲んだ真新しい墓が多数見られました。 2005年に訪れた際には見られなかった墓の様式です。 このような墓を設置するには、それなりの費用も必要でしょう。 流行もあるでしょうが、経済的にもゆとりができた証拠ではないかと思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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