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カテゴリ:歌舞伎
今日は会社も早々に上がって、歌舞伎俳優の中村紫若さんの
シャンソンリサイタルへ行ってきました。紫若さんは又五郎さん一門の 女形として舞台でご活躍ですが、シャンソン歌手としても大変精力的に 活動を行っています。 今回はその10周年リサイタルで、青山・草月ホールで盛大に開催されました。 何といっても、他のシャンソン歌手と違うのは、「歌舞伎役者」という点。 この魅力を充分に生かしたすばらしいリサイタルでした。 序幕に川瀬白秋社中の琴で、「八千代獅子」を披露。とても格調の高い華やかな 幕開きとなりました。 その後は、うって変ってのシャンソンとなって、日本舞踊、尺八演奏と融合させながらの 歌を披露。ここのあたり、和と洋の交差する感じがとってもオシャレ。 舞踊の西崎菊さんも着物にハット姿で舞を披露。なかなか良かったですね。 それからお待ちかね。舞台上で、頭(かつら)、化粧をとって、素顔を見せる場面に、、。 前回も一度見てますが、頭をとる時は、こちらも見てはいけないものを見てしまった ような気分でちょっとドキドキしてしまいます。 後半は、素顔の紫若さんでのシャンソンメドレー。スマートな身のこなしとトークは さすが舞台俳優。雰囲気作りは、抜群ですね。 最後は、アンコールでさらに2曲を披露。 紫若さんいわく、「10年を区切りとせず、20年を目指しましょうか。」 今後もご活躍から目が離せないですね。 シャンソンって、私の世代では、聞いている人はすごく少ないんですけど、 ゆったりと甘い曲で、すごく癒されます。浮世を忘れて甘い世界に浸りきりました。 よかったです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月11日 23時11分42秒
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