2012男女群島・肥前鳥島視察ツアー1
五島市の南西80km絶海の無人島である男女群島視察ツアーに参加してきました。高い倍率をくぐり抜けて当選したのですが、昨年10月、今年5月と2度も荒天で中止になりました。それだけの難所なのです。男女群島は国境を形成する重要な島々で、もともとは来年に終了予定だった離島振興法の改正をこのツアーでアピールするのが目的だったのですが、6月の国会で無事に更新されました。今さら感もありましたが、遂行した五島市はエライし意味がありましたよ。男女群島は男島と女島という大きな島を中心に約10ぐらいの島々からなっています。昔は倭寇の基地だったりサンゴ漁が盛んで人も行き来していましたが、明治39年にサンゴ船団が暴風に遭い600人以上が死亡する大惨事が発生してから衰退していきました。女島灯台には2006年までは海上保安庁の職員3名が10日交代で勤務していましたが、現在は無人化されています。いまでは海保職員が点検で3ヶ月に一度上陸するぐらいだそうです。男女群島全域が天然記念物に指定されているため、上陸には許可が必要です。しかし五島イチの遊び人としてはいつの日か、ちゃんと許可を取って是が非でも行かなきゃなあとワシは考えていました。いや、もちろんカヤックじゃないですよ。チャーター船で物好き集めてツアー組んでです(笑)。だいたい80kmなんてムリですわ。天草~甑島~男女群島~大宝をカヤックで渡った、怪物カップルのリック&リアンみたいにはいきませんから。そんなことを考えていたところの今回のチャンスだったのです。 3隻の大型瀬渡し船に総勢53名の参加者(議員、行政、報道、一般)チョーべたなぎのサイコーなコンディションのなか福江島をはなれていきます出港から2時間半で男女群島最北の男島に近付きました男女群島南方の女島に上陸。抜群の透明度!そして標高280mの切り立った電探山。五島列島とはまた違う風景でしたいまは無人の女島灯台に近付いてきました。灯台職員のみなさんは釣りをしたり、それぞれ島の生活を楽しんでいたみたいですあこがれていた女島灯台に入ります。島魂(とうこん)Tシャツのワシです灯台職員さんたちが使っていたリビングです。部屋は個室だったそうです灯台上部からさらに南を眺めます。女島の西岸は知床みたいでした手づくり弁当(バクダンおにぎり、う巻き、ベーコン、肉と米オンリーでパワー補給の海賊弁当)