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2009.01.21
カテゴリ：北海道をご紹介
２００９年、初仕事の日。
１４時に家の近くの国道で、バスが迎えに来る。 家から徒歩５分の所だけど、ここ数日の雪で道が狭くなってるから、早めに出て待つ事にした。 ３０分早く家を出て国道を見たら、もうバスがいた。 顔は見た事があるけど、乗務は初めてのドライバーさん。 「お待たせしました」と言ったら、「１５分も待った」と言われた。 会社から言われた時間より、２０分も早く来たのになぁ。 初めて、新千歳空港のＣ駐車場に入った。 新千歳空港は前から、ＡとＢ駐車場があって、その一部がバスの駐車場になってた。 もう一つ、無料駐車場がターミナルから離れた所にあって、路線バス(高速バス)や、貸切バスの待機場になってた。 処がこのたび、無料駐車場が無くなって、完全に路線バスのみの待機場になった。 貸切バスは、更にターミナルから遥かに離れた場所に、有料で停めさせられる事になった。 そこから１５分おきにシャトルバスが出てる。 なんて不便！  posted by (C)開拓受難 （これがかろうじて作られてる休憩場。これってプレハブよね？） 千歳空港は、お客様が全員集まってから、バスを呼び出して乗る方式だったから、千歳を出発出来るまでに、かなりの時間がかかってた。 ＡやＢ駐車場より、かなり遠いＣ駐車場だから、呼び出してバスが来るのに、前より倍の時間がかかるようになった。 さらに、バスで空港に回送してきて、ガイドがターミナルにお客様を迎えに行くのも、シャトルバスを利用して、かなり時間と体力を使う。  posted by (C)開拓受難 （右がバスの駐車場、はるか向こうに見えてるのが、千歳空港ターミナル。シャトルバスの中より） 「観光都市北海道」 と言いながら、観光の対策がいつも後回しで、一番粗末に扱われる。 世界で一番、バスガイドに冷たい空港だ。 日本しか知らんけど。 とりあえず、バスガイドは我慢するとしよう。 でも、最近はワンマン仕事が多い。 ドライバーはどうするの？ １、空港に回送してくる。 ２、遠いＣ駐車場にバスを停める。 ３、シャトルバスでターミナルに行く。 ４、お客様を受けて揃うのを待つ。 ５、またシャトルバスに乗ってＣ駐車場に戻る。 ６、バスのエンジンをかけて、空港ターミナルまでお客様を乗せに戻る。 なんぼ時間がかかるん？ バカにして！ 「試される大地 北海道」って、試されてるのは、バスガイドの我慢の限界？ ドライバーの体力の限界？ まったく！ 北海道は観光をわかってない！ わかって無い癖に、観光都市とわめく。 観光対策もそこそこに、観光客誘致などと言う。 事件は現場で起こってるんだ！ いくら一生懸命ガイドが時間をつないでも、あんまり待たされたら客の態度も変わってくる。 その客の心を背負って、何日もしゃべってくるガイドの立場になってみろよ！ いくら、「千歳空港が勝手にやった事です」と言っても、そんなの客に伝わるはずがない。 北海道はほんとに、観光を軽視してる。 バカにしてる。 観光地なのに、トイレの整備が遅かったし、今度は北海道に来たお客様を迎える設備をおろそかにしてる。 ガイドに対して、宇宙一冷たい。 こんなターミナルから遠い貸切バス駐車場は絶対ダメだ！ 誰か早くなんとかして！ お客様は、関西の議員のご一行様。 プラスの温度に「北海道じゃないようだ」と騒ぐ。 バス車内でシートベルト着用のお願いをしたら、「そんな法律はだれが作ったんだ！」としゃべる。 「知事はシートベルトをしてるのだろうか？」 私ては分かりかねます。 最初から私は笑いっぱなし。 とっても陽気なおっちゃんたち！ さすが関西！と、私が感心するくらい、私の案内を、ボケとツッコミで返してくる。 札幌までの１時間は、雪質の話や家の違い、アイヌ語の地名の話などで、あっと言う間に過ぎてしまった。  posted by (C)開拓受難 （お客様を降ろしてから、ススキノを少し地下鉄駅まで歩いてみた） 明日からも、楽しい時間を作っていこう。 新年スタートのお仕事で、お客様に恵まれて私は幸せだ。  posted by (C)開拓受難 （ネオンは変わらずきれいなのに、なんだか納得いかない私） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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