目標設定の重要性と・・・・
先日ハウジング21東京 有家房産の社員達に約1時間ほど目標設定とそれを達成する為の計画の重要性について話しをした。私達も日常生活でなかなか気がつかないことだが、実は全てこの”目標”と”計画”により生活している。例えば”明日どうしても洋服を買いにいかなければならない”という事があったとしよう。まず頭の中で明日の予定を瞬時に考えている。仕事が9時から5時まで、その後に友人と会う約束があるからその後だとお店は閉まってしまう。翌日にどうしても洋服が必要なので・・・と、考えれば時間の調整をする行動になる。まずは友人と会う約束も、洋服を買う事も支障なく達成するためにはどうしたら良いかを考えているはずである。するとお昼休みに洋服を買いに行く事ができれば友人との約束も守れる。しかしお昼休みに店へ買いに行くには時間が30分ほど足りない。でも午前中の仕事を通常より早く終える事ができれば少し早めに外出できる。それには前日上司に”明日、私用でどうしても昼休みを利用して出かけなければならないのですが、どうしても30分ほど遅れてしまいます。その分明日朝通常より1時間早く仕事に取り掛かり、午前中の仕事は全て終わらせてから出かけますので、30分ほど早めに昼休みを取れせていただいてもよろしいでしょうか?”と、いう事になる。つまり流れとしては、1、洋服を明日中に絶対購入しなければならない。&2、友人と会う約束→明日の時間調整→調整する為の行動。という順番になる。つまりはこれが計画。計画は逆から目標に向かいさかのぼるので、当初力を入れるところは、”調整する為の行動”になる。これをクリアできれば次の”時間の調整”はできるわけですから、当然その次に進むので、当初の目標である”洋服を買いに行く”&”友人と会う約束”は自然と達成できるわけである。こんな日常的な事でも人は瞬時に頭で計画を立て毎日を過ごしているのだ。私が教えたのはこういう事。なんでも必ず知らず知らずの内に目標を達成する為に計画し、その計画に基づき行動しているという事を再度認識して欲しかったのだ。目標はそれだけを見れば非常に困難に感じてしまう。しかし、その目標を達成する為にはどのような事をすれば良いか、そしてそれをするにはどうしたら良いか、というように細分化していくのだ。すると最初に取り掛かる事は不思議とあまり困難な事ではないことが多い事を感じる。老子の言葉にもある。天下大事 必做于易 天下難事 必做于細 という言葉。天下を取る為にはまず簡単な事から始める。天下を取る為には細かい事から始めなければ成就しない。という事である。私は料理をするのが好きで、ラーメンを作ろうと思えば、1、ラーメンを作る。→2、材料、ラーメン用の器等を買いに行く。→3、いつ・どこに何時に買いにいくか考える。→4、時間の調整。という事にやはりなるのだ。時間の調整ができれば、予め決めた店に買いに行く事が出来、それによりラーメン作りに取り掛かれる。そうすれば上手いかまずいかは別として、当初目標である”ラーメン作り”は達成できるわけである。この事を仕事に取り込む事で、社員達が目標達成の為に、どの箇所で社員達がつまづいているか、間違った方向に進んでいるかなどを判断もできるし、社員もどこで自分の引いたレールから外れているかが一目瞭然となるわけだ。だからこそ、目標設定は大切であり、それを達成する為の計画を立てるのは重要になってくるのだ。こんな事を話しながら、各々社員達に自分達の目標を設定させ、それを細分化し、計画的に毎日の時間を使うことができるようになって欲しいと思うひろしでした。