カテゴリ:明日のための一年戦争
こんなこいたこいた。
■美少女ゲームのシナリオライター出身のライトノベル作家 私はもう何年も前から知覚してましたが、多くのギャルゲ出身の創作者は今、円熟期に入っています。 自分もそっち狙ったけどうまく行きませんでしたが。 これ、さも特別な事のように思われそうなのですが、はっきり言ってギャルゲ、特にレーティング有りの物件をしっかりこなしているライターさんは、人間の三大欲求の一つである性欲に訴える情動の豊かな表現や描写に慣れているので、萌え系の文章コンテンツ、特にライトノベルは強いです。 ちなみに『性欲だけ』ならなんかのヌキゲーでかまわないのですが、フルパッケージでテキストを仕上げると『遊んでもらえるだけの求心力』が必要なので、実はまったく軸が違う職分だったりします。今、ゲームでも活字離れが進んでいるのでもはやヴィジュアルノベルどころかADVでも文字を読んでもらえるのはかなりキツイのですが、ちゃんとエンディングまで読んでもらえるゲームを構築すれば、文庫本ぐらいの文字数なら臆する要素は少ないです。 ちなみにほんの数年前までは、絵師さんがたくさんプロ業界に進発してました。今は絵師さんが恒常的に居る状態なので、コンテンツを創造できる脚本に重心がシフトしただけだとも言えると思います。逆に今、絵師さんは供給過多じゃないかなー。 エロゲとかギャルゲとかバカにされることもありますけど、しばらくはこの動きは絶えないと思います。ただし今ギャルゲ業界がヤバイので、『その後』は考えておかないとアカンでしょうが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年08月20日 22時06分37秒
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