かの有名な「武士道とエロス」
久しぶりに図書館に行ってたまたま発見し、借りてきました。このテの書籍としては結構有名で、10年も前から知っていたのに今まで読む機会がありませんでしたwやっぱり10年前に読んどくべきだった^^その方がきっとより楽しめたであろう。この本は「日本では江戸時代まで男色は常識であった」ということを周知する目的で書かれたとしか思えないわけですが、もう今となっては、その筆者(男)の「読者はそんなはずないって思うかもしれないけど、違うんだ。以下、その証拠を挙げるから落ち着いて聞いて欲しい」みたいな雰囲気漂う文章が微笑ましいww秀吉が信長の草履を自分の体で温めた~という逸話からは「そっち系」の雰囲気は削り取られているが、それの元となった逸話では実は。。とか、当時自分の「念友」(男色の恋人w)が殺されて仇討ちするのは美談だったとか、まあ色んな話が書いてあるので、まだ読んだことない人は一読すると良いかもwと言っても10年放置した奴にそんなこと言われても・・・って?^^まあとりあえず、この本の存在だけでも心に留めていただければよいかと。個人的には、武家がらみの逸話よりも大正とかの学園逸話の方がイイな♪後の文豪同士、実はこんなエピソードが・・ってなんかこういう本読んだりしてると、「ホモ好きな女」ってきっと大昔からいただろうな~~と思わずにはいられないんだよね。。こんなヘンなレビューしてるけど、ちゃんとした考察本です。。「こんなに常識だった男色が、何故衰退したのか?」の謎にも迫っています!!念の為。