貧乏旅人 アジアの星一番が行く 世界への旅
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アジアの星一番Ver4
東南アジアを始め、中国、欧州や中東、中南米、アフリカなど、現在まで119 カ国訪問。 毎年、新しい国へ行きたいものと、計画しています。
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2010年 2月 28日(日) 158日目(キューバ2日目) ハバナ市内に、日本人の銅像があると聞き、到着翌日早々ですが、 出かけました。 この支倉常長(はせくらつねなが)と言う人が、どんな人だったかと言いますと、 仙台藩主、伊達政宗の家臣。 伊達政宗は、スペインとの直接通商を狙っていた。 フランシスコ会奥州区教区の設立を望むルイスと、目的を一つとし、 1613年、伊達政宗の命を受け、一行180名と共に、欧州へ出発。 男鹿半島を発ち、メキシコ経由、スペインへ赴く。 スペインでの交渉は不調。(この地にて洗礼を受ける) ローマに入り、教皇パウロス5世に謁見。 しかし、ローマでの交渉も不調。
交渉不成立のまま、1920年に、帰国。 その頃、キリシタン禁止令が出ており、帰国後は不遇のまま亡くなった。 このような経歴の人ですが、メキシコ経由の時に、キューバのハバナに 立ち寄ったとされています。 その縁により、キューバとの親交を続けている、仙台育英学園が、この地に 支倉常長の銅像を、2001年に作ったのであります。 このような経緯であり、銅像が建てられたのは、最近の事であります。 銅像は、旧市街の港の方にあります。 市内を通りますが、脇目も振らず、港を目指して歩きました。 来ました。港です。
フエルサ要塞が、すぐ後ろにあります。 釣りを楽しんでいる人がいますねー。 ここにも沢山の釣り人がいます。そう言えば、本日は日曜日でした。 皆さん、釣果は、ほとんどゼロで、単に、竿や糸を垂れているって感じです。 さらに歩いて行くと、 見えて来ました。 羽織、袴で、刀を差し、扇子で、目指すローマ方面を指している 銅像です。 仲々、立派です。 銅像の下を見ますと、確かに、支倉常長像であります。
銅像の周囲の低い壁に、仙台の名物と思われる、写真が、 飾られておりました。 どんと祭 こけし 七夕祭 あおば祭り 支倉常長。後姿も凛々しいですね。 江戸初期の時代に、大航海した日本人もいるのですね。 同時代で、タイで活躍した、山田長政もいます。 もし鎖国をしなかったら、今頃、どんな日本になっていたのでしょうか? キリスト教が普及して、仏教は廃れていたでしょうか? 世界のどこかの地域が、日本の植民地となって、今頃、日本語が、 国語の国が、いくつも誕生していたでしょうか? 江戸幕府が、鎖国し、キリシタンを禁止し、大きな船の建造も禁止し、 自分達の保身、徳川幕府が長く続くような政策を採った故に、 今の日本国がある訳です。 歴史を戻す事は出来ませんが、鎖国していなかったら、どんな日本が 出来上がっていたのか、空想すると楽しいものがあります。 そして、あの当時、世界に出かけた先人に、頭が下がる思いです。 ここハバナから、仙台まで、11、850キロ。 支倉常長像の、下に彫ってありました。 歩いたら、幾日かかるでしょう? 毎日、30キロ歩いたとして、1年です。遠いなー! 支倉常長像を目指して歩き、そして、しばし、ここで、銅像を見て、 海を眺めながら、空想の世界に佇んでおりました。 この地は、今、暑くもなく、寒くもなく、丁度よい気候であります。 何をしても、何もしなくても、空想だけしていても、腹は減ります。 町へ戻り、昼食です。チキンとチャーハンのようなものです。 ジャーク・チキンと言うのでしょうか? ジャマイカの料理みたいです。
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