|
テーマ:世界への旅(312)
カテゴリ:タイ
数日前から、宿の、Noppakao Place に、下の写真のような看板が掲げられました。 Loy Kratong Festival と書かれています。 「ロイ・クラトン祭りって何? いつ?」、と受付で聞いても、英語が下手くそな 受付なので、内容が良く分かりません。17日(日)に行われるのは、分かりました。 気になるので、ネットで調べて見ました。そのまま掲載します。 ロイクラトン祭り 陰暦12月の満月の夜に、農民の収穫に恩恵深い水の精霊に感謝を捧げ、 また罪や汚れを水に流し、魂を浄めるお祭りが行われます。 人々は、バナナの葉や紙で作ったクラトン(灯籠)を、ロウソクや線香や花で美しく 飾り、満月を映す水面に流します。 川はまるで光の天の川となり、その幻想的な美しい光景に人々は酔いしれます。 どうも、これは、「灯篭流し」ですね。「精霊流し」とも言われますが、死者の魂を 弔って灯籠やお盆の供え物を海や川に流す日本の行事。ですから日本では、 夏の行事です。意味は違いますが、内容は全く同じですよ。 タイ全国で行われ、バンコク市内ではチャオプラヤー川沿い、ベンチャシリ公園、 ベンチャ・キティ公園などで、クラトンを流すようです。 さらに調べて見ますと、チェンマイでは、ちょっと違った内容が載っていました。 チェンマイのロイクラトン祭りは「イーペン」と呼ばれ、ピン川を流れるクラトン(灯篭)が 水上に浮かんだ天の川のように幻想的で美しいお祭りとして有名です。 また、お祭りのメインは美しい山車(フロート)のパレードで、美しく飾られたクラトンを 模したフロートが街を優雅にゆく様は、チェンマイでしか見ることのできない光景です。 また、チェンマイはこの時期サンサーイ地区にあるメージョー大学の敷地内で、 コームローイと呼ばれる熱気球を天に放つイーペン・サンサーイ祭りでも有名です。 これはチェンマイ・イーペン祭りとは異なり、もともと雨期の終盤で冬の始まりである イーペン(北部の言葉で陰暦2月の満月という意味)の伝統行事だったものが、 現在はロイクラトン祭りとほぼ同時期に催されるようになったことに由来します。 と言う事で、タイの北部では、ピン川沿いなどでコームローイを空に飛ばす 習慣があるのですね。 ゴルフ仲間の方から、これを見に行こうと誘われましたので、喜んで出かけました。 街は、大変な混雑です。バイクの後ろに乗せて貰い、車の間をスイスイと走り、 ピン川沿いの、広場にやって来ました。 広場には、無数のテーブルが並べられ、その周囲には、あらゆる屋台が出て おります。ケバブの屋台までありました。ケバブがタイに登場ですよ! ピン川の上空には、もう既に、コームローイが、飛ばされて夜空を飾っています。 あの明るいのは、星ではなく、気球(コームローイ)です。 ゴルフ仲間の方が、スキヤキ丼を作って来てくれました。有難いですね。 美味しいですよ。 ビールを飲めないのが残念ですが、お祭り気分で、心は高揚します。 さらに、つまみも買ってきてくれました。ありがとうございます。 コームローイ、どんな風に飛ばすのか、早速、ピン川の辺に行って見ます。 簡単です。火を点けて、中が暖まるまで待つだけです。 そしたら、飛ばします。どんどん、上昇しますので、シャッターチャンスは 一瞬です。 ピン川には、飾られた船も行き交います。 そして、これは無くても良いと思うのですが、花火が上がります。 うるさいのですね。要らないですよ、花火。 このように、美しいお嬢さんが、ビールを売りに来ます。 飲める時ならば、大喜びで、からかったりするのですが、残念ですねー。 写真だけ、撮らせて貰いました。 20時頃には、テーブルも、満席に近いです。 これが、コームローイです。3つで100バーツですから、1個100円程度です。 値段も安いですね。これで、楽しめるのですから、良い祭りです。 コームローイを飛ばす瞬間です。 飛んでいきました。 アジアの星一番が、思ったのは、30分位、街の灯りを全て消して、そして、 このコームローイを飛ばして欲しい、と言う事です。 灯りがあっても、夜空に飛ぶ、コームローイは美しいです。 何の絵も柄もなく、シンプルな作りが、一層、よろしいな、と感じます。 久しぶりに、感動を覚えました。 しかし、不要な花火は上がりますなー。 願わくば、静かな真っ暗な中で、コームローイが、夜空を彷徨う光景を 見たいです。隣に浴衣の君が、居れば、もう言うことありませんな。 可愛い女の子がいました。タイの服装で着飾っています。 この娘の母親が、写真を撮る時に何か言っていました。きっと笑いなさい、と 言ったのだと思うのですが、笑顔が強張っています。緊張していますよ。 もう一度、コームローイを飛ばす所を見ましょう。 まず、火を点けて、内部が加熱されるのを待ちます。 充分、加熱されたら、手を離します。 さぁ、飛んで行きました! どんどん、上がって行きます。美しいですねー! いやぁー、素晴らしい祭りであります。 明日の方が、もっと、沢山の、コームローイが飛ばされると聞きました。 こう言う祭り、好きですね。ど派手なブラジルのカーニバルなどより、質素な こう言う方が、アジアの星一番の好みです。 是非、一度は、見て欲しいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[タイ] カテゴリの最新記事
|