日々随想

　これから始まる老人社会に備えて、福祉・介護政策に力いれなきゃ
ならんのに、次々と削減・廃止を続けた小泉・竹中政権！

　かっては無かった介護保険、無かった昔と払わされている現在を
比較しても、介護に関してナンニモ充実改善はなされてはいない。

　どころか、受けてる老人の話によると、かなりの自己負担を覚悟
しなきゃ、介護はしてもらえないとか。

　老人家庭の増え行く現今、７０，８０の夫が妻の介護に疲れ果て
妻の首を絞めてしまう悲劇がここんとこ毎月TVで報じられている。

　老人が年老いたつれあいの面倒を見ざるを得ない家庭の数の推移
を見ると、２０００年３３％→２００３年３６％→２００５年４９％！
と急カーブを描いて増えている。

　しかるに、施設側は満床を理由に受け入れてくれない。

　年老いた老人が、炊事，洗濯、掃除に介護と、慣れぬ仕事を、一人で
こなす。．．．　老人性痴呆症の場合三人の介護者を必要とするそうだ
が、老人一人でこなせる訳はない。　

　介護頼むにも余裕なし．．．．
　
　思い余っての殺人が暗い世相をドギツク表している。

　予算が足りなきゃ、上級官僚の退職後の豪勢な生活保障の為に次々と
作った特殊・特別行政法人等への垂れ流しをスッパリと切り捨てれば
いいのだ。　障害者や老人、それに地方を切り捨てる前に、それをカット
すべきだろう。

　なる前には、声高々に改革を唱え、みんなを期待？させた小泉前総理
やった事といえば、田中真紀子切捨てをきっかけに官僚の軍門に降り、
あとは官僚の言うがまま、法人も名を変えるに止まり、その処遇は反って
数割も上昇する有様、改革どころか官僚に言われるがままの『焼け太り』
に終わらせてしまった。

　その後を次ぐ安倍路線、中韓との緊張緩和には努力しているようだが、
共謀罪の設定は今期諦めるとして、『教育基本法』の改正だけは必ず
任期中にやり遂げる積もりだとか。

　国民を取り締まるのが法律なら、憲法と教育基本法は時の権力者が国民
の生活を不自然な方向にひん曲げんようにと制定された、権力への監視
防御役を務めるものである。

　それを、奔放に統治せんとする思い上がった三代目たちは、やり易い様
変えんとしているのだ。

　絶対させてはならない。　そして逆行した福祉切捨て・地方切捨て・中小
企業切捨ての暴政を改変させねばならない。
　この世は彼ら出来損ないの三代目や、強欲で眼を濁らせた財界人、それに税金を我が
取り分と錯覚、乱費する官僚、、、、こんな奴らをのさばらせる為に存在するのではない
のだ！！！．．．

　衆院補選の結果を見る限り、投票率の低さも災いしたのだろうが、兎に角現状把握に
関して、民意の低さにがっかりする。　　なんとかならんものなのか！．．．



　　
　　　
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