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Feb 27, 2007
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テーマ:ニュース(99632)
カテゴリ:その他
 http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/6e8c4de256c549db90b4ffd6d6084e88
保坂展人のどこどこ日記 2007年2月26日 に、こんな話が載っていた。

袴田巌さんの無実を元裁判官が証言!!
たった今、衝撃的なニュースがテレビ朝日の報道ステーションで放映された。
40年間、冤罪無実を訴えながら獄中にいる袴田巌さんの一審判決(1968年静岡地裁)で、死刑を言い渡した裁判官だった熊本元裁判官(69歳)が、当時 から無罪を確信していたと告白したのだ。公判中に彼は、3人の裁判官の中でそう主張していたが、「これはそういう取り決めになっている」と、すでに故人と
なった他のふたりの裁判官に押し切られて多数決の合議で「死刑判決」を出してしまった。29歳の時に出した袴田さんへの死刑判決を69歳となった今も、一 日たりとも忘れられずに悔いているという。 言葉に詰まりテレビカメラの前で嗚咽した。 以上 一部転載

 
 二年前の高裁での再審請求も棄却され、最後の手段として最高裁に特別抗告しているのだとか。 拘束される事既に40年、精神に異常を来たしはじめ、肉親・弁護団との面会も困難な状態になっているのだそうだ。 真犯人であったなら腹括って刑に従うであろうが、もし何もやってないのに無理やり殺人犯として檻の中にほうり込まれそれが四十年の長きに至った時、人はどうなるだろう。
発狂して当たり前だろう。 正気で居ておれる筈がない!!...

 例え有罪とするには疑わしき点があったとしても、慣習によりこのケースはこのような判決を下す事になってる、、、と決めているようだ、そのまま未だに杓子定規な判定は続いているのだ。...
 最近の再審請求も却下されたのを観てもそれは歴然、恐ろしき限りだ。
 世に隠された冤罪は今でも随分とあるのだろう。

 植草氏陥れの国策逮捕の時に聞いた事だけど、痴漢容疑の場合、駅員に渡される前に
自分で自分を守る処置を採っとかなければ、100%、受けた駅員は警察に渡すし、警察はほぼ九分九厘被害者の訴え信じて弁解には一切耳貸さず、痴漢として事の処理を進めるのだとか。 
 その有罪率99.8%という。 一旦警察に引き渡されたら有罪決定と言う事だ。
 げにも恐ろしき限り、植草氏の場合も現場を目撃もしていないとい
う二人の居合わせた男たちに、駅員にも渡す前に直接警察への通報により警察渡しとなり、あとの抗議は効かなかったらしい。
 「素直に認めれば直ぐ帰れるから」の言葉に騙され、その場を逃れんとそれに乗ったらもう御終い、検事もなかなか言う事聞いてくれないし、ひっくり返すのは大変むずかしいのだとか。



 この袴田巌さんの件に関しても、自白を強要され、証拠品とされた血染めの衣類も彼の身体には不揃いのサイズであったらしいし、その他犯人とするには
不自然な点がいくつも
あったらしい。 だからこそ三人のうち一人は異を唱えた訳だが、『こういう時はこ処理する事になっている』とて杓子定規な判定を突きつけられ押し切られたのだとか。

 その後の再三の控訴、抗告にも関わらず、再審もせずに獄中に留めたままってんだから皆さん日本の司直、裁判制度も恐ろしきものじゃないですか。


 二十台後半から現在に至る人生の全てを抹殺されてしまうだけでは無く、死刑囚として狭い獄中に留め続けられたって事、考えるだにおぞましい。


 なんとかならんものなのか。... 当の判事が涙流して悔やむほどの判決だったと
いうのに!!...



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Last updated  Feb 28, 2007 09:20:14 AM


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