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2004年09月14日
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テーマ:ニュース(99573)
 北朝鮮北部、中国国境に近い場所で二度にわたる爆発があったが、当初は核実験ではとか、ミサイル事故かなどと言われましたが、結局、北朝鮮当局が水力発電ダムのための発破という公式見解を出し、世界の各機関もそれ以上は追求しない方針のようです。

 この顛末について私見をいくつか。まず、事の真相はどうなのかということですが、私は爆発が発破であることはかなり確証が高いのではないかと思います。ただし、それが通常の水力発電ダムの可能性もありますが、地下軍事基地建設もしくは軍事用ダムのためだったのではないかと推測します。その理由として、
1 爆発地点(地図リンク)を見る限り、確かに水力発電用ダムを形成するのに適した地形にも見えます。しかし、よく見ると、東西の尾根上に道路のようなものものがあることや南北の河川沿いにも道路があります。つまり交通の要衝地とも言えるほか、数少ない平地を有する場所でもあるので、わざわざそこを潰すのかという疑問があります。
2 場所が中国国境沿いであり、かねてよりミサイル基地等の軍事基地が集まっているエリアとされています。機密保持の観点から軍事関係以外の施設を作ることは考えにくいのです(北朝鮮では、一度軍事施設建設に従事した労働者、軍関係者は一生その地から離れることができないと言われています)。ただし、軍事施設用発電ダムであれば十分可能性はありますが。北朝鮮の場合、ダムを軍事防御施設として位置づけることも多いので(対中国用かもしれませんな)。
3 9日の爆発後、12日に朝鮮日報が中国筋の情報として、世界に報道されてから、13日の北朝鮮の公式見解まで極めてタイムラグがないことがあげられます。北朝鮮社会の腐敗は顕著であり、責任の所在や情報連絡体制は崩壊しているに等しい状況であることが脱北者が証言しています。事故であれば、正確な情報として上層部にあがり外相の公式コメントになるまでに相当な日数がかかると思われ、これまでの北朝鮮の対応から見れば最低でも3.4日はダンマリを決め込むのが普通です。一般ダムにせよ軍事施設にせよ、建設従事者は人民軍の建設部隊のはずなので、事故ではない通常の工事(発破)であれば、上層部も情報を持っている可能性が高いのです。
4 ただし、この北朝鮮の公式見解の速さは異常です。これが軍事施設であった場合は党の政治局もしくは軍事委員会が直接情報を握っているので、発電所建設であったなどと隠蔽工作の回答も作成しやすい環境にあったのではないかと思えるのです。逆に、重要な軍事施設だからこそ、即答する必要性を感じたとも受け取れます。
5 英国の大使が現地入りすることを北朝鮮が認めたそうですが、ダムであれ、軍事施設であれ同じ発破であれば堂々と受け入れることができます。一連の流れを見て北朝鮮の堂々とした対応が、尚更表面処理で事を治めようとする姿勢を感じさせるのです。

 いずれにしても、これだけ注視されていると北朝鮮は何もできませんね。個人的には今回の事件が内部テロ、反政府活動であることを期待していたのですが。

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最終更新日  2004年09月14日 10時06分03秒
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