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2005年12月09日
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カテゴリ:戦争映画
1989 アメリカ 監督:アントニオ・レイス 
出演者:ロバート・マリウス、ジェフ・グリフィスほか
87分 カラー


 ベトナム戦争を舞台に、撃墜された米軍パイロット捕虜を、特別に編成された7名の特殊部隊員が救出に向かうという、サスペンス調アクション映画。とはいえ、役者、カメラワーク、ストーリー全てにおいて見事に3流映画だ。もうケチの付け所満載で、全体構成だけが著名なベトナム戦争もの映画の要素を盛り込んでいるにすぎない。
 まず、サスペンス的要素についてだが、米軍が細菌兵器を用いており、その事実の隠蔽工作が主題となっているにも関わらず、背景や人物の関連性がほとんど描かれていないので、全くサスペンスになっていない。従って、エンディングのいわゆる「大どんでん返し」になるべき部分も「ずっこけ」程度でしかない。
 映像、音楽に関しては、まるで素人並み。カメラワークもイライラする程悪いし、無駄なロングシーンが多すぎる。レイプシーンなど意味のない映像を長く入れすぎたため、映画のテンポも悪い。
 役者陣も超マイナー揃い。7人の救出部隊員が編成されるのだが、一人一人の性格付けがほとんどなされていないうえ、良くわからないうちにバッタバッタと死んでいくので、思い入れどころの話ではない。見終わって、役者の顔を思い出すことすら困難なほどだ。しかも、最悪なのがベトナム人役のエキストラ。細菌兵器でやられて倒れていくのだが、見事素人演技。倒れ方もカメラの正面までヨロヨロと出ていって、汚れないように上手に?倒れる。今時素人映画だってこんなにひどくはないだろう。
 当然の事ながら戦闘シーンにも期待は出来ない。兵器類としてはヒューイが冒頭で3機登場する以外はなし。あとは爆薬と銃のみ。当然のごとく、自動小銃を腰ダメ射撃は当たり前。ひどいのは片手射撃まで登場。
 こんなにも早く終われと思わせる映画もレアだ。

興奮度★
沈痛度★
爽快度★
感涙度★


(以下 あらすじ ネタバレ注意 反転でご覧下さい)
 1973年のベトナム。米軍は細菌兵器を用いており、ベトナムの民間人たちに被害が出ている。その爆撃任務を行っていた2名のパイロットブライアン・アダムス少佐とジョン・ウエブ少佐が撃墜されベトコンの捕虜になる。
 捕虜収容所にはベトコンの中佐がおり、捕らえた女性らを慰み者にしている。中佐は米軍捕虜を尋問するが口を割らない。
 米軍のマリガン少佐は、米軍パイロットの救出作戦を命令する。選ばれたのは、有能だが問題児のウォーカー中尉を隊長に、北ベトナムの地理に詳しく女を武器にしているキャロル、報道カメラマンのビリー、アラン・ベイリー、上官暴力の罪で投獄されていたブラッドフォードとコハン、爆破のプロのディルマン軍曹だ。
 7人はベトナムに潜入し、捕虜収容所に接近する。爆薬を仕掛け、あとすぐの時に発見され銃撃戦が始まる。ベトナム軍も激しく応戦し、多くの捕虜や囲われていた女性が殺される。7人はなんとか米軍パイロットを救い出すが、途中で一人が死亡し、7人のうちディルマン軍曹ら2名が死亡する。
 残った一人のパイロットも負傷しており、近隣のベトナム人の村に隠れて治療を施す。しかし、そこにベトコンの追っ手が迫り、再び銃撃戦が始まる。村民もことごとく殺され、キャロルらも死亡する。
 なんとか包囲網を脱出できたのは、ウォーカー中尉とビリーと捕虜だけだった。追いすがるベトコンを村民の手助けも得てなんとか撃退するが、ビリーは捕虜のパイロットを撃ち殺してしまう。ビリーは中尉に「俺たちの任務はこれだ」と告げる。要は細菌兵器使用の実態を隠蔽しようとしていたのだ。そこに、マリガン少佐がやってくる。少佐は「これが報酬だ」と言ってビリーを撃ち殺す。口封じのためだ。隠れていた中尉はマリガン少佐を撃ち殺すのだった。





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最終更新日  2005年12月09日 08時43分52秒
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