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2007年03月31日
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テーマ:戦争反対(1188)
日本軍「強制」は修正=沖縄戦の集団自決-高校教科書の検定結果・文科省
3月30日17時1分配信 時事通信

 文部科学省は30日、主に高校2年生以上が来春から使用する教科書の検定結果を発表した。日本史で、太平洋戦争末期の沖縄戦の際、日本軍による強制で住民が集団自決したとする記述すべてに検定意見が付き、各教科書会社は「日本軍により」という部分を削ったり、「自決した住民もいた」という表現などに修正したりした。(以下略 時事通信)
 


 毎年の恒例行事だが、今年は特に沖縄戦の集団自決問題にメスが入ったようだ。これまで、従軍慰安婦問題と同様に、日本軍の関与と責任を強く糾弾する向きの記述が当然のように行われてきた案件であり、誰もが事実と受け取ってきたものである。しかし、 拙blogでも取り上げたことがあるように「軍命令は創作」初証言 渡嘉敷島集団自決に思ふ 集団自決の偽証が明らかにされるなど、「公然の事実」がそうでなくなってきている。歴史学的な検証が進み、絶対的事実が証明されないのであれば、それは歴史学的な事実としては認められないのが当然である。今回の、教科書検定の結果は当たり前と言えば当たり前の内容であると評価できよう。

 読売新聞の社説もほぼ同様のことを述べておられる
[教科書検定]「歴史上の論争点は公正に記せ」(読売新聞社説)
 諸説ある史実は断定的には書かない、誤解を招くような表記は避ける。文部科学省が求めたのは、そんな当たり前の教科書記述だったと言える。(中略)
 「例年、検定意見が付くとわかりながら、大きな犠牲者数のみを書いてくる発行社がある。ゲーム感覚なのか」と文科省。とても教科書作りの場にふさわしい姿勢とは言えない。(中略)
政治や外交などに翻弄(ほんろう)されることなく、客観的で公正な記述の教科書を、学校現場に届けたいものだ。(読売新聞)


 中断にある文部科学省のコメントに注目したい。「ゲーム感覚なのか」。私は何人かの教科書執筆者を存じているが、彼らは教科書を自説や自分の所属する思想集団の意見反映の場と解釈している節がある。もっと直接的に言えば、左翼思想の啓蒙書に位置づけているのであり、いかにこれまでの歴史教科書が偏向しているかは今更言うまでもない。彼らの教育とは、左傾思想を自虐的歴史教育の浸透により啓蒙することにあるわけだから、まさに「ゲーム感覚」以外の何者でもないのだ。

 この問題で特に気になるなるのは、従軍慰安婦問題、集団自決問題ともに、これまでいかに多くの若者が間違った歴史認識を公然の事実として教えられてきたかと言うことである。中高生の時に教わったことというのは、刷り込みのように脳に記憶されている。もう何年も前になるが、20年ほど前の歴史教科書を開いたことがある。そこに記載されている内容は、思想的なものでないものも含んでかなりの箇所で間違った記述、解釈が変わった記述などが見られた。今ならば、到底使い物にならないような内容である。歴史学は進歩するものであるから、20年の間にこれほど変わったということは、むしろ喜ぶべき事なのだろうが、裏を返せば、20年前に教育を受けた者はいかに間違った知識を身につけているかと言うことでもある。
 社会に出てからも自身の歴史認識を書物等により、日々研鑽している方は何ら問題はない。しかし、多くの人々はテレビや新聞での報道が関の山だろう。間違った歴史認識のまま社会で活躍しているというのは、対外的対内的にも日本の国益にとって不幸なことである。こうした人々への再教育というものに対して誰が責任を取るべきなのか。私は、無責任な歴史教科書執筆者こそが糾弾されるべきと思っている。歴史教育の場はゲームの場じゃない!てか。





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最終更新日  2007年03月31日 10時30分30秒
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