発酵式co2添加のコスト計算
私は水槽への二酸化炭素の添加はイースト菌を用いた発酵式で行っていますが、アクアリウム系のサイト等を見ていると、「発酵式はお手軽ではあるけれども長期的にみるとミドボンを導入したほうが安くなる」と、いう事がよく書かれているので、実際にそれぞれどれくらいの金額になるのか計算してみました。発酵式材料上白糖1kg \200ドライイースト30g \280重曹600g \3001回の必要量上白糖300g \60ドライイースト1g \9.3重曹10g(季節によって変わる) \5合計 \74.3co2発生持続期間3週間1年52週間、17.4回必要74.3*17.4=12931年間のコスト \1,293ミドボン必要機器(買ったことないから大体ですけど)液化炭酸ガス5kg \2000スピコン+電磁弁+レギュレータークリスタルアクア 2ゲージCO2レギュレーター \10000その他、拡散器等 ¥1000合計 \130003年は持つと思うので、1年間のコスト \4,330とりあえず短いスパンではイニシャルコストが低い分発酵式が安いですね。でも、ミドボンは初期投資がかかる反面、中身、液化炭酸ガスそのもののコストが安いのと、機器がわずかな消耗パーツを除いて交換不要なため、長期維持するとコストが逆転しそうです。3年使用した時のコスト発酵式1293*3=\3,879ミドボン\13,0006年使用した時のコスト発酵式1293*6=\7,758ミドボン13000+2000=\15,00012年使用した時のコスト発酵式1293*12=\15,516ミドボン13000+2000*3=\19,000発酵式のが安いですね。自分でも意外でした。どっかで計算間違えてるのかな?発酵式の持続期間がもう少し短いかも?それでも2週間切ることはないです。仮に2週間で交換すると仮定すると、1年52週間、26回必要74.3*26=19321年間のコスト \1,9323年間のコスト \5,7966年間のコスト \11,59212年間のコスト \23,18412年使用で逆転しますね。発酵式だと発酵により生産される二酸化炭素の量が不明なので、正確に二酸化炭素の量を比較することはできませんし、イースト菌さんの発酵パワーに頼っているせいで添加量は不安定、かつ常時添加しっぱなしです。砂糖水を作る手間もかかりますしね。それでも発酵式は家庭にあるもので気軽に始められるし、初期投資も維持費も子供のお小遣いレベルの金額です。砂糖水も、ゼラチンなんか使う必要ありません。砂糖と水と重曹とイースト菌まぜてペットボトルに入れるだけでOKです。気温によって重曹の量を調節すれば夏場でも長期間発酵し続けてくれます。という事で、発酵式が初期投資だけでなく維持費も安く済むことが分かって安心しました。co2の添加でコストが気になって躊躇している人は、とりあえず発酵式を試してみることをおススメいたします。