釣り竿の青サビ除去
以前、釣り竿のベタベタ(加水分解)を除去しましたが、今回は同じ釣り竿の先端部分にできた青サビを除去しようと思います。こんな感じですね。正しくは 緑青(ろくしょう) というそうです。詳しくは解説を読んでもよく分かりませんでした(笑)青サビを除去する方法を調べてみると、いくつかの方法が出てきました。1.CRC CRE5-56 を付けて磨く2.クレンザーで磨く3.メラミンスポンジで磨く4.サンポールに漬けるこんな感じでした。1のCRCは手元にあるのでとりあえずやってみようと思います。2のクレンザーは手元にないのと、形状が複雑で磨くのが難しいと思うので却下します。3も2同様の理由と個人的にメラミンスポンジが好きじゃないので(笑)却下します。4はどれほど効果があるんでしょうか?未知数です。実行したブログなんかよ読むと、漬け過ぎてサビサビになってしまっている場合もあり、使用には注意が必要そうです。という事で1のCRCと4のサンポールで青サビの除去にチャレンジします。1.CRC CRE5-56 を付けて磨くCRCを塗布し、ティッシュで巻いて数分放置します。その後歯ブラシでゴシゴシしてみましたが、あまり違いは分かりませんでした。少しでも落ちてくれれば繰り返しやってみようかと思いますが、正直取れたきがしないので、もうやめます。4.サンポールに漬けるちょうどいい感じにサビてる10円玉があったので釣り竿と一緒にサンポールに投入してみます。空き缶に10円玉と釣り竿を入れ、サンポールを釣り竿のサビている高さまで投入します。あまり長時間漬けて取り返しのつかない状態になっては困るので、5分で取り出します。その後念のため歯ブラシでゴシゴシしてから中和のために重曹をぶっかけてやります。サンポールもそのまま捨てるとまずいかなと思い、缶の中に重曹を入れました。するとこうなりました。見た瞬間分かりましたよ”あ!混ぜるな危険なやつだ!!”と思い息を止めたり少し遠くに離れたりして有毒ガスを吸わないように気を付けて作業を進めましたが、後々調べてみると、発生したのは二酸化炭素だったようです(笑)混ぜるな危険なのは塩素系漂白剤だそうです。勉強になりました。使用済みのサンポールの処理も終わって釣り竿を確認すると、青サビがあったところは腐食していて表面が凸凹していますが、青サビ自体は綺麗に取れていますね。10円玉はまだ少しサビっぽい部分が残っていますね、こちらはもう5分くらい漬けておいてもよかったかもしれません。軽い青サビならサンポールで5分酷い青サビなら更に5分これで青サビが発生しても取り外して漬けることができるものであれば結構簡単に除去できそうです。しかし作業後は速やかにアルカリ性の重曹等で中和しないとあっという間にサビが進行するはずなので、注意してください。あと使用後のサンポールの中和も忘れずに。重曹を入れても発生するのは二酸化炭素なのでご安心を。