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カテゴリ:本・マンガ・アニメ(未分類)
赤く大きく(見えるように)なった真昼の星のアップから。
真昼の星に吸い込まれるように風が吹いている中、壁の様子を観察するフィリエルとルーンとケイン。 軌道を離れ地表へと近づいた真昼の星の影響で壁にひずみが生じ、いつもより多い竜の道。竜が入ってくる。更に竜は他の竜も呼んでいるよう。 そんな中、隊からクリスバード男爵が馬と共に消えた。 夜明けには作戦決行予定。男爵に代わりユニコーンの新しい乗り手にイグレインが名乗りを上げる。 一方、赤い軍服に身を包んだ(でも臍出し)レアンドラは大きく見える真昼の星に不安がる兵士たちにこれこそ真昼の星の加護だと、ブリギオンを征伐ためにトルバードに出立。 竜退治開始。ルーンから渡されたテトリル(炸裂弾)で竜を脅し、ユニコーンに乗ったイグレインが槍で一撃。 イグレインの働きに顔に傷のあるおじさんが志願してきただけある・・・と驚いています。 例の四頭の竜を倒してもまだ集まってくる竜たち。イグレインは自分が惹きつけている間に撤退をと申し出、無茶だと言われながらも聞かず竜に突進していきます。あわやと思った時、後方からたくさんの矢。ユニコーンに乗ったアデイルたちです。応援もつれています。また竜のいる側から爆発、ルーンです。 フィリエルとアデイル再会。 アデイルに気づいていたのに先にフィリエルに声をかけるユーシス。アデイルは少しむっとしてますね。 初対面のケインに誰かと尋ねるユーシス。ケインが名乗り、ヘルメス党に所属していると聞き構えるユーシス。ルーンがヘルメス党は君の敵ばかりではないとあきれて言います。 フィリエルはルー坊をアデイルに紹介。ユニコーンの子どもに驚き、またフィリエルがルーンと再会できたことを喜んでくれています。 そしてイグレインの凛々しい竜騎士姿!に驚くヴィンセントとフィリエル。しかしクリスバード男爵は夕べから行方不明。クリスバードの名に顔を曇らせるアデイルとヴィンセント。 ルーンとケインはユーシスたちに真昼の星の軌道がずれ、壁にひずみが生じ、竜の道が三つも開いてしまっていることを告げます。ユーシスはエフェメリスがあれば修正できるのか問いますが、エフェメリスは真昼の星の軌道を知るための道具に過ぎない、でもあれば対策は出来る。 そこへアデイルがクリスバード男爵について話すため幕内へ入ってきます。 男爵にヘルメス党員の疑い有り、以前ルーンが囚われていたシリルサンドの山荘に出入りしていると。それを聞いて驚くユーシス。かなり衝撃だったようです。 ルーンが因縁があるから自分が行くと申し出ます。胸を押さえるルーン。 これでも足りないかもしれないが・・・とテトリルを渡し、馬車で出発するフィリエルとルーンとケイン。 見送るアデイルとユーシス。さて、次は君の番だ・・・とユーシス。ロットのことなら伝令を出せば済むこと、フィリエルに感化されたか?とユーシス。フィリエルとは婚約までしたのにユーシスも言いますね。 ユーシスのお説教にアデイルは、ユニコーンはギルビア侯爵夫人から借り受けたもの、女王試金石のお陰、結果的にお兄様の危機を救うことが出来、良かったと畳み掛けます。息を吐くユーシス。太刀打ちできないようですね。 二人を見ていたイグレインとヴィンセントの、アデイルの勝ちですね。エヴァンジェリンですから・・・の会話が何とも楽しい。 フィリエルはヘルメス党は一体何かと問います。ケインのような人もいればルーンを傷つける奴もいる。グラールの影の王国と答えるケイン。 女王制が光ならヘルメス党は影。平和を維持するためどちらも欠かせない。リィズ侯爵の考え方も間違いではないと考えている。ケインとリィズの顔が一瞬だけ重なります。ヘルメストリスメギストス、ヘルメス党指導者の一人であったリィズ侯爵。今のヘルメス党は派閥に分かれている。 ルーンやケインは研究の一派、リィズは軍部拡大を進める一派の指導者。 何が正しくて何が間違っているのか分からなくなったと言うフィリエルに、全て正しく全て誤りであるとも言えますと答えるケイン。フィリエルの膝でクークー眠るルー坊。 山荘に向かう途中、レアンドラの姿を見つけたフィリエル。レアンドラの引き連れる軍隊を見て、あれは何?と問うと火の鳥の答えだと答えるレアンドラ。トルバートに向かっているレアンドラにトルバードに侵攻しているブリギオン軍は囮、グラールの眼がトルバートに向いている間にブリギオンが南から侵入してくる、貴族の中にブリギオンを手引きしている裏切り者がいる、それがブリギオンが東から攻めてくると噂を流したのであろう、また武力を標榜する輩にとってブリギオンの軍事力は魅力的であろうと告げます。 ラヴェンダは疑いますが、レアンドラが何故知らせたのかフィリエルに問うと、見たの!とフィリエル。フィリエルの真剣な瞳に真実であることを感じたレアンドラはラヴェンダたちに南へ向かい待機するよう指示、自分はハイラグリオンに裏切り者をあぶり出しに行くと宣言。このときのレアンドラはほんと、男前です。 異様に大きくなった真昼の星、只ならぬ荒れた天候の中、不安げな人々の様子。 山荘前の森に着き、マリエと再会するフィリエル。久しぶりの再会にホーリーのおかみさんもうれしそうです。相変わらずのむっつり顔も・・・と言われるルーンですがメガネをずり上げ、山荘の様子を尋ねます。 警備は厳重、でも以前は自分たちだけで入ろうとしたからと正面からどうどう入ることを提案するフィリエル。兵法に適っているとケイン。 爆発、中央突破。ケインがテトリルを持っているだけでひるむ兵士。爆発させなくても効果があることに驚くフィリエル。 中央を進むフィリエルたちから離れようと兵士たちが左右に分かれた奥には・・・クリスバート男爵です。世を渡る最善の道を探った結果だと話す男爵。お前が今のヘルメストリスメギストスかとルーンが問うと、浮かれ貴族に過ぎないと答えるロット。背後の人物に会わせる様頼むケイン。 赤々と燃える暖炉がある部屋の中に立つ者は・・・死んだはずのリィズ侯爵。 葬儀のときの遺体は替え玉。存在を消し王位簒奪に奔走していたリィズ。 暖炉から真っ赤に焼けたコテを取り出すリィズ。何か思い出さないか?とルーンを挑発。 激昂するルーンはケインが持っていたテトリルを投げようとするがここで爆破させたら皆危険。フィリエルが留めます。しかしその隙にロットがケインを剣で制し、ルーンからテトリルを取り上げてしまいます。 更にエディリーンの墓を暴き、エフェメリスを手に入れたと見せるリィズ。無粋はお許しをと口先だけの言葉にリィズ・ロットを睨みつけるフィリエル、ロットは自分は手紙で知らせただけだと言い訳。エフェメリスがあれば真昼の星を自由に制御出来る、お前の父の研究は私が生かすと笑うリィズ。と、フィリエルが焼き鏝をつかんでリィズに向かいます。許さない!でもリィズも剣で応戦。フィリエルを助けたくても動けないルーンとケイン。 倒れるフィリエルに、女王の血を引く娘にはまだ利用価値があると胸にあるペンダントを剣で持ち上げます。そのいやらしいこと! あなたとは目指すものが違う、私たちの研究は結局は女王制を維持するとケイン。 このピンチに飛び込んできたのは、ルー坊です!窓を割り、ロットの腕に噛み付きます。ロットの落とした剣に飛びつきリィズの首元へ、チェックメイト!ピー!とフィリエルとルー坊。 腕を後ろにねじ上げられ痛たたた・・・と悲鳴を上げるロット。 フィリエルはその間にリィズを追い詰めます。ルーンが受けた苦しみをあなたにも味あわせてやりたい・・・やめろ!フィリエル。苦しめる手は他にもある。とルーン。ルーンにとっては殺してやりたいほど憎いリィズですが、そんなリィズなんぞのために、フィリエルの手を汚させたくないのですね。 そしてルーンはリーズに告げます。何をどう勘違いしたか知らないが、これ(エフェメリス)は暦にしか過ぎない。星の動く周期とその影響を計算のためのものだ。また、エフェメリスで真昼の星を制御して自由に動かす方法が分かるわけではないとケイン。 とんだ道化だったな、だが、まだ何一つ終わってないぞ。ブリギオンの侵攻は止まらない。女王制は終わり・・・とリィズは負け惜しみを言ってますよ。とその時、バード登場。 フィリエルを見て、またあなたですか・・・とバード。バードを見て、成る程、似てますね・・・とケイン。並んでみるとそっくりですが、バードは特殊な位置にある人?のようです。 先を越されてしまうとはフィーリに何ていわれることか・・・もう我慢も限界のようです。 限界?誰が? その時、真昼の星が異様に光り赤い稲妻、落ちていく光。真昼の星から落ちた光で荒れ狂う海。今回はここまで。 次回、最終話「大事なもの、守りたいもの」 今回乙女たちが頑張りました。 アデイルは経過は省略されていますが、実母との対決?(協力要請)は中々なものだったでしょうし、あの乗馬の腕前から考えれば、ユニコーンで乗り付けるなんて、かなり大変だったことでしょう。ヴィンセントも頼りになる人です。アデイルは良い友人に恵まれていますね。 レアンドラの男前なところが何とも良いです。彼女は意外としがらみよりも実質を取り、役立つ意見には例え敵の言うことでも聞く耳を持つ人ですね。もちろん自分にとって役立つかどうか常に計っていそうですが・・・そして生徒会面メンバー。レアンドラのもつ権力よりも魅力そのものに自ら従っている感じですね。レアンドラも良い部下を持ったものです。(でも生徒会三人よりヴィンセント一人のほうが実力ありそうですが・・・) イグレイン。もう何て凛々しいのでしょう!ユーシス様の竜退治のときと同じアングルだったのが少し残念ですが、あの時より良い感じになってました。でももっと見たかったなあ。 そしてフィリエル。今回はルーンがいるから強いフィリエルでしたね。相変わらずの無鉄砲というか大胆さですが、この大胆さが無ければリィズを追い詰めることは不可能だったでしょう。(ルー坊が登場するまでかなり危なかったですが・・・) 次回で終わりと思うととても残念です。原作そのままのストーリーで半年か一年くらい・・・と思ったりもしますが、途中で質が落ちてしまうよりは良いのかもとも思います。 いよいよ最後。アニメはどんな結末? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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