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カテゴリ:本・マンガ・アニメ(未分類)
今年も芥川賞・直木賞受賞者の発表があった。
今年の直木賞受賞者の一人、森絵都さんは「DIVE!」「つきのふね」など児童文学でもおなじみな方だ。 中でもうちの子供たちに大うけだったのがにんきものシリーズ。本が苦手な娘もこれは喜んで読んでいました。 ←これ! クラスのにんきものたちにも苦悩があるのだ。あんなに人気があるのに人気があるからこそ言えなかったり出来なかったり。うらやましがられるけど僕は(私は)君のほうがうらやましい! そして僕も人気者になりたい!皆にとっては人気者ではないけど私にとってあの子は人気者! 森さんの言葉と武田美穂さん(ますだくんシリーズ好きです)のイラストが、押し付けがましくなく他人の気持ちを考えるヒントをくれるような本です。 でも、まずは単純に読んで楽しめる可愛い本です。一冊でも楽しめますが四冊とも読みたいですね。 にんきものシリーズだけにとても人気がある(特に小学生に)ので図書館に置いてあると思います。 夏休みの読書にも良いかもしれませんね。 中学生以上ならこちらかな?万引きを捕まることでグループから抜けたようになっている、いかにも危うい中学生の少女。一人だけ捕まって自分たちを裏切ったと思っている少女の親友。宇宙船設計?をしていると思い込んでいる青年。少女たちをストーカーしていると思われても仕方が無いほどしつこく付きまとう同級生男子。自暴自棄になりがちな思春期の子どもたちの気持ちが変化していく様子が何とも良い。じっとその嵐に耐えて待っている大人たちも良い感じ。後半驚きの展開ですがラストが綺麗です。文庫も出ていますが楽天では在庫なしになっていました。一日で読めますよ。 武田さんの絵って可愛い。でもますだくんシリーズは可愛い絵よりそのストーリーに惹かれますが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月14日 09時18分46秒
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