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「のだめカンタービレ 16巻」二ノ宮知子(講談社 2006年10月13日)
←右下が16巻 15巻に引き続き、マルレ・オケのオーデション。 ファゴットのオーデションにポールが現れた。バソンを持って・・・ ファゴットの首席奏者がポールに、もしオケに入ることになったらバソンからファゴットに持ち帰る気はあるかと尋ねると、もちろんないと答えるポール。 それでは失格だと首席奏者が言うと、コンマスが元々バソンだったのに何故ファゴットに持ち替えたのか突っ込む。フランスの伝統的な楽器だと言うのに・・・ 千秋にも一人バソンが入っていても出来なくはないと言われ、たじたじになる首席奏者。 一方、黒木のオーディションでピアノ伴奏を勤めたターニャは”のだめカレー”に中って寝込んでいる。黒木のため倒れそうになりながらも最後まで演奏しきったと聞き、長田が「愛だな!」と言うのを速攻で否定。黒木もあり得ないとつぶやくと余計にムキになって否定するターニャ。 しかし大声を出す彼女を見て元気になったようだから・・・と伴奏のお礼を言って帰る黒木。 オーデションは深夜にまで及び、揉めに揉めたが黒木もポールも無事合格。 ヤキトリオの二人のオーデション合格祝賀パーティーに出かけるのだめ。 街中で見たデシャン・オケのポスターには上着のボタンを外し胸が肌蹴たジャンが・・・ 対抗意識を燃やし、千秋の秘蔵の写真を携えテオと宣伝会議?をするのだめ。途中からデザインも手がけるチェロ奏者のノエミも一緒になって写真選びに盛り上がるが千秋が現れ却下。 しかしポスターは普通でも”日本の妙技ティッシュ配り!!”で宣伝するのだめたち。 夏休みも終わり。フランクやユンロンも故郷から戻ってきた。のだめカレー以来ダイエットに励みスリムになったターニャ。学校で将来性があるお金持ちの彼氏を探すと宣言するが・・・ マルレ・オケもリハーサルを始める。一番乗りした黒木はコンマスから日本人の時間の正確さを誉められる。続々集まる新入団員。 以前からの団員はリハの時間の長さと回数に閉口していた。オケでの収入だけでは生活できないためバイトの時間を増やしたばかりだと言うのに・・・ その上、千秋は細かく執拗なリハを行うのであった。コンマスまでパート練習を提案する始末。 時間を過ぎても終われないリハに学校のレッスンに間に合うか不安を抱く黒木。 三ヶ月ぶりの学校では背が伸び声変わりをしたリュカが。もう直ぐのだめに追いつきそうな勢い。手の大きさを比べ弾ける曲が増えると喜ぶリュカ。 オクレール先生に、教会でのリサイタルについて報告するのだめ。友人二人と彼氏と行ったと聞き驚く先生。宣伝用ティッシュを差し出しマルレの指揮者をしていると千秋を紹介するのだめ。ちゃっかりチケットを買ってくれるように頼みます。 フランクが校内を歩いていると偶然ルイに出会う。オクレール先生を希望していたのにフランク同様アルマン先生に当たったルイ。直接言えば良いのによろしく伝えて・・・と新しい友人の下に走っていくルイ。 学校には既に慣れた様子。 しかしルイはオクレールの自宅を訪ねる。食事中だったオクレール先生は困りつつもルイを食事に誘う先生。 マルレ・オケの地獄のリハは続く。こっそり覗きに来るのだめ。 余りの厳しさに練習中の曲ウイリアム・テル序曲の圧政に苦しむ人民の姿を自分たちに重ねる団員たち。黒木とアレクシを始め、新入団員と元からの団員たちとの間に広がる溝。 コンマスの提案でヴァイオリンのパート練習が始まった。新入団員の演奏に噛み付く他団員。音楽だけに留まらず彼の服装(袖なしシャツに袖口だけつけている格好)にまで突っ込みをいれた。 上着を着るとシャツをきちんと着ているように見えるが実際に袖が無いので涼しいのだと説明する新入団員だが回りは納得がいかない様子。 そこでコンマスがアンサンブルは調和でありそれを探求するのだと説く。 千秋にパート練習まで覗いていたことを知られていたのだめはコンマスが音楽は調和だと話していたのを聞き宇宙な話だと感想を言う。調和の真理を研究することが音楽だったと説明しながらも宇宙の中の小さな存在であることに思いを馳せる千秋。 のだめに食事をご馳走するターニャ。痩せて今までの服がぶかぶかになってしまったターニャはのだめの母・ヨーコの新作を狙っている。のだめはターニャの千秋作の料理にも負けないおいしさに彼氏獲得のため料理で攻撃することを提案するが、食べさせるところまでいける男を募集中のターニャ。 室内楽試験のためターニャをピアノデュオに誘うのだめ。でも既に単位を持っていると断られてしまう。 今日もリハ。予備のリード作りに間に合わなかったとアレクシが黒木にリードをもらう。 担当教授の「何故マルレに・・・」の言葉を思い出し少し後悔気味の黒木。 追い討ちをかけるようにアレクシに泣きつかれ、アレクシの娘・カトリーヌのベビーシッターを頼まれる黒木。 仕方なく娘を迎えに行き、のだめたちに応援を頼む。 カトリーヌは新しい指揮者がとてもいやな人だと父が話していたと言う。タイミング悪く聞いてしまう千秋。 見知らぬ子どもに驚く千秋にベビーシッターを頼まれたと話す黒木。のだめとターニャから団員から嫌われてはだめだと諭される千秋。 ターニャが作った食事を食べながら、千秋がプロなのだから・・・との言葉に、分かっているからと答える黒木。 いたたまれなくなって、父が仕事のあともすごく練習していると訴えるカトリーヌに、わかっていると答える千秋。ぱぁーっと表情が明るくなるカトリーヌ。 久しぶりに食べたまともな食事を美味しいと食べる黒木。それを見て微笑むターニャ。 アレクシがカトリーヌを迎えに。シッター代を申し出、分けてもらったリードの素晴らしさに感激、作り方を教えてくれと頼む。ギクシャクした関係が解消されたようだ。 一方、ターニャは今まで迷っていたが卒業までにコンクールに挑戦するとのだめに宣言。 10月。一足先に開かれたデシャン・オケのコンサートはかなり好評。 しかしマルレ・オケものだめのティッシュのお陰か指揮者コンクールでの千秋の成績やルックスのお陰か前評判は良さそう。大したことは無いと茶々をいれるリュカ。対抗意識満々。 地獄のリハを潜り抜け、個人でもパートでも練習に励み、何より千秋のプレッシャーに耐えてきた新旧団員たちの成果がここに。 その頃、長田の下に千秋の父・雅之が訪ねてくる。千秋のデビューコンサートに行くことを勧める長田だが、断る雅之。 今回はここまで。 オーディションは思ったとおりの展開。 千秋とコンマスのシモンさんが結託しているわけではないのに結果結託に見えるのが良かったですね。 以前登場したときもポール家、家族皆似てたよなあ・・・。 バソン、一度、聞いてみたいです。 兵庫までコンサート(10/25・26兵庫県芸術文化センター大ホールにて「生で聞く のだめカンタービレの音楽界」開催。26日はパリ編で「プーランク:ピアノ、オーボエ、バソンのためのトリオ」が入ってます)にいけると良いのですが日程が無理。残念です。 帰省から戻ってきたフランクやユンロンの遠慮の無い演奏の中、小・中学生の親の心境を味わっている千秋に同情。そうなのよ、子どもの長期休暇に母は反比例して忙しいのよ! 黒木君とターニャはどうなるのでしょうか?進展しそうな気もしますがお互いオケにコンクールに頑張るようですしね・・・ 愚痴ばかりかと思っていたら中々大変なようですね、以前からの団員さんたち。 生活に終われ悪循環してたのでしょうか? 関西の方でも交響楽団がいくつかあるのですが数が多いので統合するなり何なりするとか話がありましたけど、どこも歴史や地域との関わりなどがあるので難しいでしょうね。 リュカ、のだめえとさりげなく手の大きさを比べるところが、フランスの男子だなあと思った。 大きくなってもまだまだ可愛い。今後の成長が楽しみですね。 次回、17巻は2007年2月発売予定。雅之が千秋を見に行くのかな?次回も楽しみです。 また今日からドラマも始まります。感想は書かないけれどたぶんチェックはすると思う。 (追記) ドラマ、家事をしながら見ました。 千秋に?あごのラインががっちりした方ですね。 のだめは見た感じよく似ていると思いました。ギャボもだんだん聞き慣れそうです。 ミルヒーには、いや竹中直人に笑った。 来週もみるかどうかはわからないです。でも娘が見れば一緒にだらだら見てしまいそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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