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2009年03月03日
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カテゴリ:アニメ
伊佐木の死により屍姫から屍になり死んでいったミナイ
死にゆく景世からオーリへと託され屍姫として今も存在するマキナ

幸福という怪物を倒し頭屋の正体を暴いたマキナだが歪質の一撃に…

幸福という怪物から春日を守ろうとするオーリだが座壇術は発される事無く…

「無理なんだよ!屍の子であるお前には」

驚くオーリ
怪物は歪質が触れ破裂
半身を失った春日も

「オーリ君、私を屍姫に…して…ね」

言い遺した春日
涙が溢れるオーリ


「春日望の完全な死亡が確認されました」莉花
立ち上がるオーリ
「屍になって動きだしたりしなかったって事」サキ
「屍姫の素質は有りませんでした」
悔しげなオーリ
手から杓杖が落ちる


目を覚ますマキナ
ごおごおとした音

巨大な管から流れ落ちる水に手を浸す
「北斗!」
「漸くお目覚めか?お前が起きる前に北斗が愚図り出すんじゃないかと気を揉んだよ」狭間
「何故私に止めを刺さない?」
「さあてね…不思議そうな顔だな」
「お前達にとって私は屍姫は抹殺するべき敵ではないのか?」
「考えても始まらないだろう、星村の娘。俺達が何を考えているにせよお前はここからハイさようならと出て行く事が出来るのか?」
北斗を見るマキナ
殺されたあの時…七星の刻まれた北斗の顔
「そうだな。こんな絶好の機会二度とないかもしれない。誰にも邪魔をされずに」凄絶な笑みを浮かべ
「俺達七星と存分に戦える」
「存分に殺せる。だ」
水の中を駆けるマキナ
細い管を折り刀の様に突き出すマキナ
振り向いた瞬間殴る北斗
天井に着地し反動で飛ぶマキナ
管で北斗の首を背後から絞める
管を掴み首を不自然に真後ろに向ける北斗
「誰?」
マキナの顔が白く…
「眩しい…熱い…」
掴んだ管からマキナを突き放す
横たえられていた台まで飛ばされ止まるマキナ
首をこきり
「もう…消えた」

その様子にニヤリとする狭間
そこに階段を降りてくる赤紗

「何か用か?」狭間
「こんな事に何の意味が有るのですか?」赤紗
「お前が経典の解読に失敗したからだ」
「失敗ではありません。北斗様の様に年を経た屍を改めて屍姫にする方法など何処にも書かれてはいなかった。北斗様は最強の、否屍以上の存在です。それをタダの屍姫と戦わせて今更何か得る物があるのですか?」
「タダの屍姫?お前は光言宗で無駄に経を上げていただけらしいな…星村の血は黒く濁っているぞ。素晴らしく」立ち去る狭間

ハッとする北斗
「まだ光ってる…」
北斗の眼に白く光るマキナ
不自然に真後ろを向いた首を無理やり元に戻しふらふらと近づく北斗
マキナも又折れた足を元に戻し動くか確認する
互いに近づく二人
北斗を見据えるマキナの目は呪いを発した時と同じ

突然倒れるオーリ
「そこまで!」
刀を止め下がるカミカ
首にも斑が広がり呻くオーリ
見下ろす本多と…
「待って下さい!今のは違います。今のは俺…」
「権大僧正。今オーリは…」高峰
「呪いのために体の自由を失った…そんな事は見ればわかる」紫央
「すみません。マキナが…俺の屍姫が今何処かで呪いを使いました。彼女は戦っているんです。まだ俺と繋がっている。こんな事をしている場合じゃないんです」
杓杖を頼りに立ち
「マキナを助けに行かせてください」
「以前から申し渡してあった筈だ、高峰僧正。その小僧は穢れていると」紫央
詰まる高峰

並べられた祭具と札
「縁切りって…オーリが屍?バッカじゃないの!」サキ
「私も知らなかった。でも高峰僧正やその上は皆承知していたみたい。その可能性について…だけどこれはいい機会かもしれない。田神シケイはオーリ君が私達の傍に来る事を望んでいなかった。もう遅いけど、それでもオーリ君を元の生活に戻して上げられるなら」
ぱんッ!と菓子の袋を潰し糞っ!と投げ捨てるサキ

「屍の腹から生まれた子どもなど殺しておくべきだったのかもしれんな」紫央
「はあ?」
「聞こえたろう?お前は屍の腹から生まれ堕ちた」本多
「でも…」
冷たく見下ろす紫央
目を伏せる高峰
二人の姿が揺らぎ闇に…

白とピンクの世界が現れる…
そこで戦う景世達…

それを見つめるオーリは僧の姿から幼い姿に…
草むらに倒れている沢山の子ども達の中一人立つ幼いオーリ

貞比呂が…
屍姫を連れた赤紗が…
景世が…

傍に倒れている母?

突然叫ぶオーリ「このお!」
杓杖を手に本多に…

瞬間カミカの刀で叩き落とされ

「その生れ故お前の措置をこれまで光言宗は消して来ずにいた」本多
「七星との決戦が近い今、危険な因子は排除する。契約僧の任を解き屍姫との縁を切る。後は守護に任せる」
紫央が目を向けた先には…
「は!」礼をする崇柾
カミカが刀を収め
「聞いて下さい!送儀さん。俺は…」
オーリの杓杖を拾い、睨み、腕を掴む崇柾
「さあ!くるんだ」
「一寸!待って下さい」
「話を聞いて下さい!俺は…俺は…マキナを助けに行きたいんです!」

「屍の子…だから俺も屍なんですか?」
オーリの腕を後ろ手に掴む崇柾は何も答えない
「俺はマキナを助けに行きたんです!」
振り向き訴えるオーリだが…
呻き声
倒れた監査官
銃を手に立つ異月
「山神さん!?」
「オーリ君。早く!」
崇柾に突然離されよろけるオーリ「え?」
笑顔の崇柾
杓丈を渡し「行け!」
そこに現れる莉花とサキ
「監査官を…」
「何やってんのよ?崇柾!リボン姫!」問い詰めるサキ
「その祭具…それってオーリ君とマキナちゃんの縁切り用?」異月
「オーリはまだ自分じゃ出来ないから…あんた達もその立ち合いの筈でしょう?なのに一体どういう事よ?」
「すみません!」逃げるオーリ
「オーリ君!」
「待ちなさいよ!」槌を手に追うサキ
銃を手に受け止める異月
「悪いけどここは通行止め」
「何考えてんの?リボン姫」
「あなた達」
走り寄ろうとする莉花を遮る様に立つ崇柾
「送儀シケイ」
「もう少し彼らに時間を与えて貰えませんか?」

息を切らすマキナ
階段を走り降りるオーリ

舌打ちし
「全く!」
槌を振り下ろすサキ
銃を鈍器の様に振り下ろす異月
「人の気も…知らないで!このまま契約僧を止めた方が幸せかも知れないじゃない!」
「そうね…でもオーリ君なら答えを出せるかと思って」
「答えって?」莉花
「人と屍は想い合う事が出来るか?」崇柾
「私達が分からなかった事」異月
何も言えない莉花
槌を握る手に力を込め
「そんな答え…最初からわかってる!」
振り下ろす槌
そこに何かが…
「誰?」
異月にも
床にスカートの裾を縫いとめられる二人
「手裏剣!?」
「こんな非常識な物使うのは…」呆れる異月
「ハハハハハハ!」
天井から回転して降りてくる…フレッシュ!
「非常識では無く和の心でござ~る」
「この肉娘!」
「フレッシュ忍法!巨大手裏剣のサエ!ワンダホ~。双方収めぬなら次は容赦せんでござ~る」
「もういいフレッシュ」現れる梅原
「師匠」
「何て様だ崇柾。寄りによって本山で。屍姫同士を戦わせるとは」
「いえ…しかし」莉花
ハッとする莉花と崇柾
現れる神生
「大僧正猊下」
「もうよい、梅原。時間がないのだ。花神オーリは元より数に入っていない些事である」
「は!崇柾、異月を連れてこい。勅令が下った」
「ええ!?」
「七星にこれ以上自由を許す事は出来ない。一気に殲滅する」梅原

階段を駆け降りるオーリ
「俺は何なのか?それを知らなくちゃマキナを助け出す事も出来ない」

「始めていいな?」歪質
「ああ。花神オーリを殺せ」狭間
嗤う歪質
「契約僧を失った星村の娘は心を失い戦うだけの屍となる。北斗に相応しい屍に」
「光言宗の動きが活発になっていますな」と丸めた紙を投げる忌逆
広がり大きな地図に
本山の辺りに集まる光る点
光点は増えて行く
「ふん。屍姫が本山とその御膝元である依海市に集中している」
「それは強い結界となる。我々が近づく事が出来ないと思っているのでしょう」
「ところが…全てはこちらの思惑通りに運んでいる」
「は!」
「屍が依海市を完全に穢し尽くし用意された花道を覚醒した北斗が一直線に進むのだ」
ムカデの腕を伸ばし地図の上の本山に…燃える地図の上の依海市
「光言宗を滅ぼすまで!」
と隣に立つ頭屋に気づく忌逆
「忌逆。良いから連れて行け」
狭間に命じられ頭屋を担ぎ運ぶ忌逆
(始まる…始まるぞ!この世の地獄が!否そんな生易しいモノでは無い。すべての死者が聖者を裁きにかけるのだ)
ほくそ笑む狭間の背を見つめる赤紗
(確かに私が望んだ事が始まろうとしている。なのに何故だ?今の私は、北斗が気になって仕方がない!如何してあんな屍が…)頭を抱える赤紗

嗤いながら駆け寄る北斗をコンクリに管を刺した槌で打つマキナ
北斗に当たり散るコンクリ
激突し床も…
マキナの腕を掴み「誰だ?…誰だ?…誰だ!?」
「何?」
北斗の眼には白い光に見えるマキナ
離れない北斗に
「離しなさい!…この!この!このぉ!!」
管で殴り続ける
血が噴き出る北斗
息が切れるマキナ
嗤いながらマキナが握る管を掴み振り回す北斗
水中に放たれ手元からマキナがなくなり溜息をつくが
「まだだ!」
水中から現れたマキナに喜悦する北斗
嗤いながら「誰だ?」
「お前が殺した相手だ!」
「誰だ?誰だ?…教えろ!教えろ!…」
(もしかして自分が誰か知りたいのか?それすら分からないのか?)
掴もうとする北斗
殴りつけるマキナ
「お前は・・・七星北斗!私の敵だ!!」
水中から起き上がり
嬉しくて堪らないといった北斗
「敵…敵か…私が…お前の敵だ!…お前の…お前の敵だ!!」
目を見開く北斗

世空寺
景世の部屋を物色するオーリ
「やっぱりないのかな?」
「何してるの?」
「否!俺は…」
振り向くと
「オーリ…もう!」
振り下ろされる竹刀

「痛って~!何で止めないんだよ!?」
「ごめんごめん!オーリの顔見たら何かむかっと来ちゃって…つい!」手当てしながら謝る理子
「何で?」
「とっくに街に帰って来てたんでしょう?修行は終わって!」怒る理子
「なのに…顔も出さないで…」顔を手で覆う
「ゴメン…」
「夕飯、食べて行きなさいよ!今子ども達は公園に遊びに行っているけど、そろそろ帰ってくると思うから」
「ああ。うん」
「それで何探していたの?」
「ん?ああ!兄貴、何か遺してないかと思って…俺の…」

景世の手に引かれやってきたオーリ

「あの時の事…」
「今更だけど…どうしても知りたいんだ。俺、どうしてここに連れてこられたのか…」
「そうね…だけど本当に何も知らないのよ。うちに来る子ども達のほとんどがご両親を亡くしてたり家庭の事情があったって事なんだけど…あ!?」
「何?」
「そう言えばあの頃、子どもの失踪事件があったの」
「失踪?」
「この近くで子どもが次々姿を消したの。誘拐…だったのかな?でも犯人は捕まらなくて…だからね、景世は何も言わなかった。けどその事件の関係かな…と思ってたの。でも変ね。だったら元の親御さんの所に連れて言った筈だもんね」
「子どもの失踪…」

頭を押さえ何かが浮かんでくるオーリ
倒れている子ども達の中一人立っている…

そこに頬を腫らし駆けこんでくる翔太!
「理子!雛が…」
「え?」
「オーリ!?」
「雛が如何した?」
「雛が浚われたんだ!目つきの危ない奴に」
駆けだすオーリ
嗤いながら現れる黒猫
「呼んでるぞ!オーリ。あいつが」
「あいつ?」
「兄弟さ!俺達の」全身に沢山の眼が光り浮かび上がる黒猫
猫に先導され走るオーリ
夕陽の中、河原にしゃがみこみ泣く子ども達
一人立つ…
「やあ!兄弟…あの時と同じ様にすれば思い出すかと思ってよ」歪質
「あの時と同じ…」
「同じだろ?お前の母親に俺達が殺されたあの時と!」
ハッと思いだすオーリ
長い髪に歯を剥きだした腹のでかい屍に抱えられた子ども達
周りにも沢山倒れて…
一人立つ幼いオーリ
「俺達は皆死んで…何でお前だけが、生きている!?」



一つの生は他の無数の死によって賄われている
そうさ、お前の生も例外じゃない
迷い、抗え!
そして見つけるんだ生者の価値を

次回、「生者の価値」





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最終更新日  2009年03月03日 20時12分56秒
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