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ラッコの映画生活

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2009.03.10
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カテゴリ:カテゴリ未分類
BOY A
John Crowley
107min(1:1.85)
(桜坂劇場 ホールAにて)

昨年11月、映画ブログメイトのNさんがオンライン試写に当たってご覧になり、強くオススメされていた作品。ちょうど桜坂劇場にかかったので、先月のことですが、見てきました。Nさんがオススメされるだけあって、なかなか良い作品でした。映画作りとしての出来に関しては、ボクとしてはそんなに高い得点はつけられないけれど、テーマとその扱いのほぼ適切な点は高く評価できます。ボクとしても多くの方に観て欲しい作品です。こういう作品は観終わってから人と、映画から一般論に発展させて話し合うと面白いし、有益だと思います。

たぶん10歳で重大犯罪を犯して、14年間少年院(刑務所?)に入れられていた青年が、24歳で保護監察付で出所釈放される。未成年の犯罪者だから実名でなく「少年A」(Boy A)。でも世間からはマスコミや噂などで「悪魔の少年エリック・ウィルソン」として知られている。それで少年はジャック・バリッジという偽名で自由の世界に出ていく。

彼の世話をするのはソーシャルワーカーのテリー。収監されているときから面倒をみていて、父子のような信頼・愛情関係を築いていた。映画はテリーと青年ジャック(エリック)が出所前の最後の打ち合わせをしている場面で始まる。テリーは青年の希望を聞いてジャックという変名を決め、「エスケープ」とタグの付いたスニーカーをプレゼントする。不安と拭えない罪意識を持ちながらも、新しいやり直しの人生のスタート。テリーはジャックを自分の甥として下宿や仕事の世話する。

映画はこの段階ではジャックが何者なのかを明示しない(観客はある程度予告編やチラシで知ってはいるが)。犯行に至るまでの子供時代の回想シーンから、段々にジャックのことがわかってくるという構造だ。まず先入観なしに今のジャックを知ることに観客を誘う。悪魔の少年というレッテルなしに、現在の青年ジャックを見ることだ。

映画はこの後、一方ではジャックの新しい生活、つまり運送会社での仕事、その相棒クリスとの友情、ミッシェルとの恋とその成就を描き、他方挿入される回想シーンで、呑んだくれの父や末期癌の母のこと、同じく家族や学友には愛されず、兄からは性的暴力を受けるフィリップと仲良くなり…、といった犯行に至るまでの様子が描かれる。
(つづく)

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Last updated  2009.03.10 23:57:04
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