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October 4, 2005
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カテゴリ:
DECEPTION POINT  DAN BROWN
訳者があえて訳したら…と但し書きした邦題は「欺瞞の極点」。

ダヴィンチ コードの作者によるものだが、ラングドンシリーズにあらず。

大統領候補に立候補中の上院議員・セジウィック・セクストンを父に持つレイチェルは国家偵察局(NRO)局員、母を苦しめた父とは折り合いが悪い。
現大統領のお膝元で働く彼女に父は良い顔をしない。
そんな彼女は大統領きっての依頼で北極へ連れて行かれる。
そこで観たものは歴史的大発見、NASAの手柄で存続にも大きく影響する氷棚に埋まった巨大隕石にある大量の化石発見だった。
NASAを支持し、追い詰められていた大統領は一気に形勢逆転をする。
しかし、その裏に隠された陰謀に気付いたレイチェルや一般から連れてこられた一流科学者達は計り知れない策略にはまり込んでいく。

いろいろな知識が詰まっているのにもかかわらず、分かりやすくて読みやすい。
実在する組織が出てくるので本当にこのような活動をしているのか?と考えながら読むのもまた楽し。

黒幕が誰か疑いの目がどんどん移っていってたどり着く先にいるのは…という展開。
しかし、内容は違えど流れ的にはダヴィンチ~と似ているので、ラストの展開は予想できる。





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Last updated  October 4, 2005 10:34:19 PM
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