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September 2, 2006
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カテゴリ:映画/本
宮崎吾朗監督

竜たちが理性を無くし、共食いしたり、人のいる地に現れ、魔法使いは魔法を使えなくなっていた―
尊敬される父王を刺し、国を飛びだしたアレンは影に追われ、生きる気力も無くしていた。
危機を救った大賢人・ハイタカ(ゲド)に同行することになったアレンは人攫いから顔に火傷のある少女(テルー)を助ける。
だが、テルーは命を大切にしようとしないアレンを拒絶。
永遠の命を望むクモは過去の遺恨のあるゲドを排除しようとしていた。

映画の日(9/1)に観に行ったというのに、3分の2ぐらいの人入りだったのがちょっと意外。
公開してまだ1ヶ月ちょっとだというのに。
学校が始まったりしたから…かなぁ?ということにしておこう、か。
観終わった女の子達が「友達から聞いていた(ゲド戦記の)感想を思い起こすと、ああ、って感じだったね」と言っていたのも印象的。
ジブリ作品で中座する人が多かったのも珍しかった。

私の場合も「王と鳥」を観た後に行ったからかもしれないが…
必要な台詞と必要でない台詞のバランスの悪さ、山場の設定の弱さ、キャラクター設定が不安定のせいかと思うが、時によって物言いが変わる台詞回し、
汚いコトバを多くの人に言わせてしまう配慮のなさ、などが物語の筋よりも先に気になってしまった。
詰め込みすぎではなかったけれど、削りすぎて唐突過ぎるところが多い。
同じ内容でも、ちょっと調節したらもっとよくなりそうではある(と思いたい)のに。
誰か脚本にアドバイスくれなかったのだろうか?
過去回想もなく、説明されないこと(設定)は原作を知らない人には疑問ばかりが増える結果になったのでは?
台詞を言う人が棒立ちで止まってしまうのは演劇初心者みたいで、もったいない。
絵のように見せたくて止めているならば人じゃなくて景色に台詞被せたりしてもいいような…

町の設定は魅力的なのに、そこで物語が展開するわけではないのもちょっともったいない。

ああまで設定を変え、物語を変えるのならば、ゲド戦記とせず、シュナの旅(まだ読んだことないけど)にするとか、別のタイトルにすれば良かったのに…
「ゲド戦記」という大物にすればするほどハードルが高くて批評も厳しくなるのは仕方ないこと。
吾朗氏は初心者であるから仕方ないとは思ってみても、んー、もったいない。
ジブリと思わず、ゲド戦記と思わず観てみると思ってみても…。
…。
パンフレット読むと言いたい事も分かるし、今の時代に合わせて考えてると良さそうに思えてくるのだが。

豪華声優陣
ゲド(菅原文太)問題なく。でも、あんまり活躍なくて残念。
アレン(岡田准一)陰のあるキャラクターにあっていた。でも、(脚本の都合上)良さが出し切れなかったのでは?もっと見せ場があっても良かったような…
クモ(田中裕子)はまり役だと思う。

テルー(手嶌葵)歌声は絶品。
ウサギ(香川照之)楽しんで演じていたんだろうなぁ。





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Last updated  September 3, 2006 09:19:08 PM
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