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December 20, 2006
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カテゴリ:
Heart of the Station
装画・挿絵 磯良一
かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランドシリーズ(第11回配本)

ごく普通の小学6年生の陽太は吸血鬼に憧れ、「吸血鬼になりたい」と作文に書いた事が大事になってカウンセリングを受ける事に。
陽太の家の屋根裏部屋に居候し、小説を書いたり、ネットをしたり、半引きこもり生活をしている一風変わった叔父・夜之介に付き添われて受けたカウンセリングに。
作文自体は陽太が「ノリで、ウケ狙いで書いた」という主張が通ったようだが、
近隣で起きた幼女連れ去り事件(幼女は貧血状態に)の犯人として叔父がカウンセラーの伴平久に疑われたようだった。

夏休みの自由研究のテーマに大改築される事になった「東京駅」を選んだ陽太は、仕事で忙しい両親に代わって付き添ってくれる夜之介と共に同じく改装予定の東京ステーションホテルに宿泊することに。
迷宮のような東京駅には3つの秘密通路があることが叔父の情報と叔父の友人で、東京駅の広報でもある南原から明かされる。
1つは皇族専用の貴賓特別通路(丸の内中央口が狭いのはこの通路があるため)
1つは今は閉鎖されたという霊安室(7号室)のある旧自由通路(北自由通路から八重洲北口改札へ向かう途中、地下鉄東西線連絡口へ降りる階段とは反対方向にある)
1つは障害者用通路として地下にある通路(南口付近にある)

障害者用通路を見学するときに、一行は車椅子の老人・武羅土製薬会長・津部舜太郎に遭遇する。

夜、禁断の秘密通路に侵入した夜之介と陽太は霊安室で東京駅を近代的に改築する事を打ち出した新駅長・宮路時子の死体を発見する。
死体は心臓が取り出され、首の一部を切り取られていた。
さらに、その後、夜之介が宿泊しているホテルの部屋で密室殺人事件が起こった!
死んでいたのはカウンセラーの伴だった。
しかも、叔父の姿は何処にも無かった―

陽太は名探偵志望の級友・留美花と事件の謎を解くべく奔走する。


秘密通路、戦争で焼け、今は使ってない北口ドームの三階や、レンガ造りの東京駅の情報が盛りだくさん。
実際、改築予定はあるが、それは確か出来るだけ昔の形で復刻するんじゃなかったかな?

ドラキュラ、ハンター、幼女殺人事件、探偵、とミステリ要素盛りだくさん。
後ろ盾となる名探偵がいない現代の少年探偵団が活躍する為には
捜査の前にいろいろな手順(両親をどうごまかすか、など)があるというくだりはほほえましい。





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Last updated  December 23, 2006 04:06:53 PM
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