テーマ:ミステリはお好き?(1445)
カテゴリ:本
上・宇吊木垓輔の戯言殺し
下・曳かれ者の小唄 青色サヴァンと戯言遣いシリーズ クビキリサイクル→メモ クビシメロマンチスト クビツリハイスクール 天才工学師・玖渚友のかつての「仲間」、宇吊木垓輔が囚われたるは三重県の山奥にある謎めいた研究所―堕落三昧(マッドデモン)斜道卿壱郎数理論理学術置換ALS研究機関(玖渚機関の出資あり)。 友のお供はぼくこといーちゃんとみいこさんに頼まれて保護者役を引き受けてくれた音々さん。 人工知能を中心に研究している博士と友の間に流れる不穏な空気。 何故だか救出を拒否する宇吊木。 零崎を騙った石丸小唄。 奇妙な研究者達の中にいるのはいーちゃんのER3プログラム時代の恩師!? そして見つかる密室の中の惨殺死体。 檻の中に入れられた一行を、窮地をどう脱する? この事件をきっかけに終わりの始まりがスタート。 いーちゃんと友の今後を占う上で重要なパートとなるのだろう。 ~ネタバレあり~ ・玖渚友 ~「死線の蒼」。玖渚本家直系だが、勘当されている。幼い頃はサヴァンと呼ばれた。泣けない? "装置"といわれるほどの記憶力を持ち、忘れることが出来ない。 ・鈴無音々~保護者。比叡山でアルバイト。みいこの親友。20代後半。 小学校中退。長身。説教&美少女好き。 彼女のバックは玖渚財閥よりも恐ろしいらしい。比叡山のことではない…よな? ・ぼく ~語り部。19歳。笑わない? 友とは6年前(13歳の時)に出会い、半年ほどで別れER3プログラム(ヒューストン)に参加。 友のことを非難されるとあっさり逆上。しょっちゅう痛覚が麻痺する。 檻に入るのは今回で5回目とか。 日本に戻ってから4月・天才たちに囲まれ、5月・クラスメイトと殺人鬼に会い、6月・女子高生と相対、そして7月の今回と毎月事件に遭遇。 2月に引っ越してきた時に浅野みいこと仲良くなるきっかけがあったらしい。(やはり事件か?) ・斜道卿壱郎~堕落三昧。63歳。第一棟(中枢研究棟)にいる。マルチ学者。 友が12歳の時に友の兄・直と共に会う。そこで二人にコケにされたことを恨み、 "青色サヴァン(天才)"を化物と恐れてもいる。 ・大垣志人 ~助手。16歳。第一棟。口は悪いが、悪い人ではない。 博士の実験体となり、視力に問題が。ER3に参加したかったらしい。 ・宇瀬美幸 ~秘書。第一棟。自分を持たず、意見をもたず。 ・神足雛善 ~第二棟の研究員。髪長く、髭あり。→宇吊木として殺された? ・三好心視 ~第三棟の研究員。機関準所長。30代前半。 ER3プログラムで教鞭をとっていた。解剖学の権威。 ・春日井春日~第四棟の研究員。動物実験中。大型犬を操る。自ら選択をせず、人任せ。 ・根尾古新 ~第五棟の研究員。冗舌。石丸小唄と手を組む。 裏切りの、内部告発の、秘密工作のエキスパートにしてプロ。背徳の体現者。 ・宇吊木垓輔~第七棟にいる。"玖渚友の出生の秘密"を(ばらすことを)盾に軟禁中? 友を神と、支配者と崇める。惨殺されるが、それは別人で、神足になりすまし脱出。 潤に依頼したのは彼?いーちゃんに重大な質問をする。35歳。 *第六棟は水素発電施設。 石丸小唄~零崎愛識を騙り施設に侵入した大泥棒。 だが、その実体は小唄から依頼され、彼女に扮していた哀川潤。いーちゃんらを助ける。 ・玖渚直 ~友の兄。現在は父親の秘書。いーちゃんにER3を紹介。 ・霞丘道児~直の親友。かつて玖渚機関の中枢に近いところにいた。 いーちゃんに出会う前の友は直と霞丘と共に行動していたらしい。 *玖渚機関―日本における数少ない財閥家系の一つであり、その最上モデル。 「チーム」のメンバー(""内はそれぞれの「仲間」の呼び方) *大規模な破壊活動と超埒外の構築活動を行ない、解散。 ・宇吊木垓輔~「裁く罪人」害悪細菌(グリーンX3)。細菌からさっちゃん。破壊工作専門。"一群" ・日中涼 ~「葬る静寂」二重世界(ダブルクリック)。ひーちゃん。"領域内部" ・悟轟正誤 ~「嘲る同胞」罪悪夜行(リバースクルス)。"矛盾集合" ・棟冬六月 ~「犇く血眼」永久立体(キュービックループ) ・撫桐伯楽 ~「挫ける餞別」狂喜乱舞(ダンシングウイズマッドネス) ・綾南豹 ~「回る鈴木」狂獣(チーター)ちぃくん。19歳。終身刑で服役中。探索専門。"集団" ・式岸軋騎 ~「蠢く没落」街(バッドカインド) ・滋賀井統乃~「蘇る失墜」屍(トリガーハッピーエンド) ・玖渚友 ~「歩く逆鱗」死線の蒼(デッドブルー)リーダー ネタバレメモは→コチラ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 31, 2007 10:44:12 AM
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