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September 28, 2009
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先日、映画「南極料理人」を観て興味が湧き、図書館で予約してみた。
2001年5月に初版で早くも(本の崩壊が原因では無いようだ)書庫の本だったが、
予約が続くということは、映画の影響だろうなぁ。
昔の本が映画化すると、書庫の本の虫干しに丁度いいだろうなぁ、と関係ないことを思ってみたり。

特に大きい事件が起きるわけでは無く、ペンギンも、ウイルスすら生存することを許されない
ドーム基地(有名な昭和基地よりももっと寒い地)で一年ちょっとを少人数で過ごす。
そんな観測隊が描かれた映画は、何も大きな事件はないのにほっこり心に残る仕上がりでした。

本は映画は大分脚色してたなぁ、とか、ココは大げさじゃなく本当に起こったことなんだ!と
時には違いを楽しみながら、さらに映画には描かれず、気になってた所も解消できる作りでした。
(ドームふじ基地への交通手段、トイレ、ウイルスのこと、イベント、などなど)

一番の違いは主人公・西村淳=本の著者(映画では堺雅人)の性格。
映画もいい雰囲気だったが、原作者はもっとあっけらかんといい加減。
実際は9名で編成された「第38次南極地域観測隊 ドームふじ観測拠点越冬隊」。映画では8名。
原作どおりの名前で登場する人と、ベースはありつつも、他の観測隊のエピソードかもしれないところ?、
もちろん創作も盛り込まれただろうキャラクター、エピソードもあり。
まぁ、実際半裸でマイナス60度以上のところで記念写真取ったり、
標高も高く、息も切れる中で野球したりとありえなさそうなことが案外実体験に基づくものだったりもしてたが。

一番違っていて可哀相だったように思えたのは奥さんの描写かな。
映画はあれで十分面白かったが、実際はもっと素直に優しく送り出してくれていた。
まぁ、ああでも脚色しなければ普通すぎてしまうというのはわかるのだけどね。

お役所や、メンバーのことをこんなに暴露していいのか?
と、ちょっぴりその後の人間関係が心配になったりもしたが・・・。

実際のメンバー
金戸副隊長(きんちゃん) ・気象庁から派遣。二回越冬体験あり。
本山隊員(もとさん)  ・国立極地研究所(以下「国~」)から参加した雪氷学者。越冬経験アリ。
平沼隊員(ひらさん)  ・「国~」から派遣された気象学者。初参加。
林隊員 (りんさん)  ・名古屋大学から参加の大気学者。風呂嫌い。
福田隊員 (ドック)   ・北海道の私立病院から参加した麻酔科ドクター。パワフル。
川村隊員(浪速の兄ちゃん)・奈良女子大から雪氷部門のサポートで参加。新婚。
西平隊員 (盆)     ・共同通信社から参加の通信・機械担当。
佐藤隊員 (主任)    ・いすゞ自動車から参加の機械担当。
西村隊員 (大将)    ・調理担当として海上保安庁より参加。昭和基地の越冬に続き2回目。

映画…名前が近いのは本人に近い設定とみた。
西村淳 as堺雅人   ・調理担当
本さん as生瀬勝久  ・雪氷学者
タイチョーasきたろう ・気象学者
兄やん as高良健吾  ・雪氷サポート
ドクターas豊原功補  ・医療担当
主任  as古館寛治  ・車両担当
盆   as黒田大輔  ・通信担当
平さん as小浜正寛  ・大気学者





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Last updated  September 28, 2009 08:57:39 PM
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