結婚して３年、なんやかんやでできなかった結婚式を、
親族のみのささやかなものですが主人の地元で挙げてきました。
お世話になりました関係者様出席者様、有難うございました。
感動あり、ハプニングありの忘れられない式となりました。



ウェルカムボードもせっせこ作っていきました。
制作いたしますので、お気軽にお声かけ下さい。
他タッチも可能です。（ジョジョ風、ジブリ風など）

娘は新郎に花束を渡すという大役を任されておりましたが、
目立ちたがり屋の彼女はステージに立ちダンスしまくり気持ちよくなっていたところを、両親に花束を渡す時が来てスポットライトが自分ではなく両親に切り替わったこと
にひどく憤り、高ぶりのあまり大泣きという、恐ろしい自我を見せつけてくれました。
主人の様子はいつもどおりすぎて逆にマジで？といった感じでした。
緊張という文字は彼の辞書にない模様です。

直前に雑誌取材がくると伝えられ、プレッシャーに弱い自分は死ぬほど緊張しておりましたが
式のあったかい雰囲気と友人たちの無茶苦茶なスピーチに心が緩み、和やかな気持ちで式を送ることができました。
ですが最後の最後新婦の手紙でまた緊張がピークに達し、会場がどよめくほどの早口＋なぜか青森訛りでスピーチをするという、笑えないミスを犯してきたのでありました。合掌。

自分たちの結婚について真剣に思うということはあまり日常では無く、
当日式を終えた夜はいろいろと感慨ぶかくまた新しい気持ちでこれからをスタートさせることが出来るなあと嬉しく、澄んだ空気を吸っているようで清々しかったです。

結婚してから主人と自分は万の争いを繰り返してきましたが、その度に分かり合うことができてきて
正直親とでさえこんなに言い合うというのはなかったことなので、本気で分かり合いたいかつ感情が激しい者同士のそのエネルギーの衝突はもはや爆発的で、非常に心身ともに消耗するのでつらいものがありました。
ですがそれをしたおかげで今の我が家があるのだと思うと、無駄ではなかったんだなあと思います。
主人と出会う前の自分は、どうにもこうにも人と真剣に接することが怖くてごく一部の友人にしか自分を１００曝け出せず。意固地なマイルールを信じて疑わない困った子供でした。
ですがまっすぐな彼の気持ち、絶対に私のこじれをほどいてやるという意志に、段々と柔らかくなり、今では彼にも扉開きっぱなしの緩々の、荒野の砂漠のバーみたいな扉になりました。

彼は一番辛かったと思いますが、彼も意外と閉ざした人間で、私がずけずけとふみこんでいったのがいろいろなことのきっかけだったようです。かたくなに閉じてきた心の扉というのは錆びついてしまってガチガチで、それを貧相な心の手で無理やりあけようと扉も爪もボロボロになるような痛み、そういったイメージの心の辛さがありました。今はその手はしっかりとパンプアップしてひとまわりもふたまわりも大きくなりました。

なんだか楽しいことだらけしんどいことだらけ、相混じった数年でありましたが、
こんなに濃い日々は今後過ごすことがないだろうと思います。
新たな家族も増え、引き続き楽しくやっていきたいです。
どんどん楽しくなる日々に、天井はどこにあるのかと不思議に思う毎日ですが
３０年後も５０年後もそんなような不思議を感じていられたらと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。

■漫画
娘１歳半と半。
言葉のオウム返しをするようになってきて益々ヒト化が進んでおります。

娘は怪力です。



開けたら閉めるみたいの、できるんですけどいかんせん力が強い


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