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テーマ:アニメ!!(3878)
カテゴリ:他アニメ
本日は先週放映のアニメネタバレにつき、まだ未見の方は注意。
つか、いまだに「続きを読む」のタグの出し方が分からん。 先週の話が結構良かったので、何となくシフに感情移入して見てしまった今週。 死亡フラグ立ちまくりの、サイと同じ顔のにーちゃんがどうなるかが気がかりだったのだが、 ……何も心中はないだろう。 サヤもハジも追えよ。「追えません」とかあっさり言うなよ。 これ以上どうにも手のうちようがない状況まで追いつめられて、仲間も全部なくして、絶望に絶望を重ねてからのあのモーゼスの行動なら分かる。 しかしソーンが治るかも?という希望も示されているのだし、カイたちとも和解できたのだし、あそこでモーゼスがカルマンをサヤたちの処に連れて行けば、まだどうにかなったのでは?と、どうしても思ってしまう。 騙され、独りで思いつめたあげく、モーゼスはあの嫌われ松子以上に最悪な選択をしてしまった気がする。 あれでは、タリアとレイと議長の最後と同レベルに不可解なんだが……残された子供がいる点まで同じだし。 よほどうまい描き方をしない限り、他に方法があるにも関わらず悪い方の選択をするキャラというのは、一般的に感情移入しにくいものと言われているのだが。 え、一度日光浴びたからモーゼスも徐々に焼けてどっちみち助からない? そうは見えなかったが…… 誰かの思い出になりたい。 誰の思い出にもなれずに死ぬのはイヤ。 というのがシフたちの出した結論だが、個人的にこれにはあまり賛成できない。 誰かの思い出になれたとしても、その誰かもいつかは死ぬ。 書物や写真で自分のことを残していたとしても、そんなものはいずれは消えてしまう。 突きつめていけば、思い出なんぞ無意味ということになってしまう。 さらに突き詰めると、何かを後に残していくことなぞ無意味ということになる。 このことは、だいぶ前に紹介した新井素子「チグリスとユーフラテス」を読めば、いやというほど思い知らされる。特に関口朋美姉様の章。 だからこそ、人は生きている間に、何とか幸せを感じたいともがくのではなかろうか? 限られた時間の間に、苦しみ続けても幸せを感じようと、さらに苦しむ。 幸せなんてのは人それぞれ。例えば、風呂に入るのは気持ちいい。チョコパフェうまい。ジェットコースター最高。サイ萌える。カツスゲー。何でもいい。 そのようにしてわずかに手に入れた「幸福感」を糧として、またバカな苦しみ痛みを続ける。 それが最終的にはまったく無意味になると分かっていても分かっていなくても、人は死なない限り生き続ける。 シフたちの場合、その「幸福感」すら感じられる時間がなく、「誰かの思い出になりたい」という、痛ましい結論にしか到達することが出来なかった。それが彼らの最大の不幸だったのだろう ……ということを言いたかったのだろうか? なんだかワケの分からない感想になってしまったが、 現実に希望が消失している分、二次元キャラには無駄でもウソでも何でも、這いずり回って生き延びるって意思を見せてもらいたいもんだなぁ…… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.20 17:17:37
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