|
カテゴリ:仕事
以前から結構気になっていたので楽天で購入。 シュガー社員と一緒に、ブラック企業の問題点も指摘してくれているのかな?と思って期待して買ってみた……が、 内容は、かいつまんでいえば「シュガー社員は企業をブラックだと言い張りまくる!」だった。 前読んだ田北氏の本「シュガー社員が会社を溶かす」よりは、少しばかりシュガー社員への厳しい姿勢が軟化しているようにも感じたこの本。 「溶かす」の方を読んだ時は「シュガー認定されたらもう更生不可能なんだろうか……???」などと思ってしまったものだけど、今回は何とかしてシュガー社員を戦力化する方法が書かれていて少しほっとした(企業の人事向けに書いているだけのことはあり、正直相当上から目線なのは否めないが)。 それでも、俺リスペクト型及びその混合型はほぼ絶望的(=「キング・オブ・シュガー」)とされてしまってるのはキッツイなぁ…… もっとも、結構シュガー社員度が高い(と自認している)私でも、俺リスペクト型だけは全く当てはまらないのでここもほっとした。 巻末には、「俺リスペクト型」から脱却・更生した元・シュガー社員と田北氏の対談があったが、正直参考になるのかどうだかよく分からずorz 運の要素が強いんじゃと思ってしまった。 しかし、「ブラック企業」についても色々と指摘されているかと思いきや、「ブラック企業乱立の流れを受けて、職場に不満があれば即ブラックブラックと叩くシュガー社員」の問題ばかりが書かれていたような…… 「シュガー社員」なる言葉の流行を受けて、不満を漏らす社員がいれば即シュガーと揶揄するブラック企業側の問題も取り上げてほしかった。 人は苦労をするために生きてるんじゃない! 楽をするために生きて、進化するんだ!! ……が信条の私にとっては、この本は容易に頷けない部分がかなり多い。 そして発言小町などはもっと頷けない意見が多い(この本でも取り上げられていたが) ちょっとでも楽をしたいという人間を徹底的に叩く風潮があるよなぁあそこは…… 前作「シュガー社員が会社を溶かす」はこちら↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[仕事] カテゴリの最新記事
|