カテゴリ:総合誌
テーマ<非戦と反戦>
いつも、この雑誌は何の雑誌なんだかわからない。 って思ったら「総合誌」っていうのね。(でも、総合誌って?) 鼎談が多いし、編集長の渋谷陽一さんが前面にでてる。けど、『わしズム』の小林よしのりさんとは、まったく違う。 坂本龍一さんと藤原帰一さん なんとなく「愛国主義」の意味がわかってきたけど、「愛国心」の本来の意味とはかけ離れて使われているような気がする。戦争は、何故起きるのか。大昔は、領土の確保。つまりは子孫繁栄の目的があったんだろうけれど、今は、ただ憎しみのためだけで戦争をしているんじゃないのか。 酒井啓子さんと姜尚中さん 酒井さんは先日のサンデープロジェクト(テレビ朝日)に出ていらした。淡々とお話するんで、わかりやすい。姜さんは、よく反北朝鮮のひとたちに叩かれていますけど。 イラクへ行った自衛隊。イラクのひとたちは「帰ってくれ」って言っている。それが「テロに屈する」ことになるのかな?先日の人質事件も、テロリストの仕業じゃなくて、一般市民のやった事だとも聞く。 あの事件の顛末、北朝鮮拉致事件の当事者やご家族の方々は、とても苦しい思いをしてご覧になっていただろうと思う。彼らも、かなり嫌がらせを経験しているのだから。もちろん、事件の内容はまったく違うものだとしても。 <・・・・・世界の中心で、なんか叫ぶ・・・・>高橋源一郎 作家らしいけど、どんな作品を書いているんだろう。ものすごくノリのいい文章。(笑うなよ)って言われてるけど、笑っちゃいました。 <平和憲法のないこの国にいる理由はあるのか?>青山真治 映画監督でもあり、作家でもある。青山さんていう作家は全部で4人? 「殺される方が全然ましだ」とか「戦争に行くのだけはごめんだ」とおっしゃるが、恋人が殺されそうになっても、助けないんだろうか。自分の子どもが殺されていくのを、黙って見ているんだろうか。それでも、憎悪の感情を押し殺して、「平和的解決を」と叫ばなくては、戦争はなくならないんだろう。それを実行する覚悟は、できているんだろうか。 <押井守『イノセンス』インタヴュー> 『攻殻機動隊』1作は見たんですけどね。ちょっとグロかった。絵はきれいだったんだけれど。『イノセンス』見たいけど、「よくわからないよ」っていう声も聞く。難しいんだよね、多分。 北上次郎さんと大森望さんの書評対談もあり 斎藤美奈子さんの書評?もあり、 勝谷誠彦さんの記事もあり、でなんとなく嵌ってしまった雑誌なのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年04月20日 21時34分11秒
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