バベンバ族の素敵な儀式
音楽友人のToshi小島さんのマイミクの まぴあさんの日記に、素敵なお話が紹介されていましたので、ご紹介します(以下転載)。 * * * 「過去のよいおこない」を語る儀式 「ゆるすということ」 (ジェラルド・G・ジャンポルスキー著者)の 本の中に、ゆるしについての素敵なエピソードがあったので 少しだけご紹介させていただきますね。 南アフリカのバベンバ族では、部族の誰かが 不正をはたらいたり、無責任な行動をとったとき 村の真ん中にひとりで座らなければならず、 村人はみんな仕事をやめ、集まって輪になり その人を囲むのだそうです。 そして子供も含めたひとりひとりが その輪の中の人の長所、善行、親切な行為、過去にした よいことについて話し始め、 その人について思い出せることすべてを 詳しく語るそうです。 村人たちはこれ以上ない誠実さと愛を込めて話し、 誇張もでっちあげもなく、不誠実な態度や皮肉な態度を とる人もいません。 その人を共同体のメンバーとしていかに尊敬しているか 村人全員が話し終えるまでこの儀式は続き、 それは数日間に及ぶこともあるそうです。 そして最後に輪が崩されると、その人を再び 部族に迎え入れるお祝いが始まるのだそうです。 輪の真ん中にいる人も 輪になって囲む人々も、 それぞれ、ゆるすことによって 過去や怖れに満ちた未来を手放せるのだと思い出し、 輪の中心の人も悪人というレッテルを貼られて 追放されたりはしません。 その代わり一人一人が自分の中にある愛を思い出し 周りのすべての人と一体になるそうです。 なんとも素敵なお話ですよね。 この村には、争うという概念がないのかもしれませんね^^ * * *