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弁護士・伊藤和子のダイアリー

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2008.05.28
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 昨日、ビルマ軍政はアウンサンスーチーさんの拘束の延長を決めた。
 国際社会がサイクロン復興支援を決めたまさにその直後に、
 である。
 国際社会はビルマの民主化を求め、スーチーさんの釈放によって話し合いで
 民主化を進めるよう、求め続けてきた。しかし、サイクロンでビルマの
 人々が苦しむなか、軍政に歩み寄り、人道、という一点で、軍政への批判を
 ここではぐっと押さえて、支援をすることを決定した。
  ところが、軍政は、援助の約束を受けるや、
  手の平を返すように、国際社会のかねてからの要求- それは民主化勢力の要求で
 あり、道理にほかならないのだが-スーチー氏の釈放をあっさりと却下したのである。

  これでは信義も、最低限の誠意もなにもない、、わかっていたことではあるが、
 世界の人々の善意も、自分の国に住む人々の苦しみも、この軍事政権には
 かくも、まったく通じない、ということなのか、と愕然としてしまう。

 ところで、なぜスーチーさんは拘束されているのか?というと、法律で、
 国家体制を危うくすると思われる人は5年間を限度とする拘束が、裁判手続を
 経ることなく許される、ということになっているからである。
  とんでもない法律であるが、既にスーチーさんは5年間拘束され、
 この法律によっても釈放される必要がある。しかし、軍事政権は自分で決めた法律すら
 破ってはばからないのだ。
昨日来、ビルマ人のグループのあちこちから、スーチーさんの釈放を求めるレターやステートメントが届いている。私も同じ想いで加わりたい。
  日本でできる限りのことをしたい。
 
  あなたたちの自由を、私達を自由にするために行使してください。
    -- アウンサンスーチー-----
 
 
 





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Last updated  2008.05.29 00:21:47


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