今日は超良血ちゃんとして話題を集めているアゲヒバリのデビュー戦。父がクロフネで母がトゥザヴィクトリーですよぉ。

　競馬内容は初めてにしてはかなり厳しいものだったと思います。それなのに、あっさり勝っちゃった！！好位からたっぷり砂をかぶっても、直線壁になりながらも力強く抜け出して、力の違いを見せつけました。石崎駿騎手は『追い切りから力は抜けていると思っていた。自信がなかったら、内に入れないよ。どちらにしても直線にかけようと。あれで、直線は一つもハミをとってないんだから。前に馬をおいての競馬がいいかもしれないね。まだ競馬を勉強しているとこだし、先々かなり楽しみ』と褒めていましたよ。このまま無事にいけば、牝馬戦線もかなり楽しみじゃないかな。頼もしい女の子が、南関東に仲間入りしてくれましたね↓

　　　　　　　　　　　　　　　　




　昨日ご紹介した２頭は２レースに登場。ペンズキングオーは２着、ドキュンは３着で、無事にレースを駆けましたぁ。１番人気に推されていたドキュンの張田騎手は『今日はかなり太かったけど、乗り味はいいし、先々変わってくるんじゃないの』とコメント。








　2006NARグランプリの表彰式が夕方から、毎年恒例の目黒雅叙園で行われました。このことについては皆さんお書きになると思いますので、わたしは南関東勢をコンパクトに。


　　　　　　　　　　　




　年度代表馬のアジュディミツオーはフェブラリーSに向けて順調に調整が行われていて、今年は中央のG1獲りを目指すべく国内専念です。織戸オーナーは「幸運な男。帝王賞でカネヒキリに勝つことができたことが一番印象に残っている」。

　去年は勝率３割、連対率５割というすごい目標を立てて達成。さらには１００勝という南関東ではとてつもない数字を叩き出した川島正行調教師。最優秀調教師に選ばれました。今年の目標は「年間重賞10勝以上だって」。去年のような具体的な数字での目標は、かなりお疲れになったとのこと・・・。裏話で、12月30日にビックボスが１００勝を決めたんですが、その翌日も２頭待機していたそう。でも、これでもし万が一のことがあれば勝率も連対率も下がっちゃうということで、31日はレースを使わずにセーブしたと川島調教師。それだけ数字との兼ね合いは大変だったそうです。これからの期待馬として、ディープサマーやナイキアースワークなどをあげていましたよ。フリちゃんことフリオーソは3月18日のスプリングSに向かう予定とのこと。↓

　　　　　　　　　　　










　　　　　　　　　　　　　


　最優秀騎手賞の内田博幸騎手。今年の目標は３年連続の４００勝だそう。そして、通算３０００勝も狙いたいとのこと。また地方の馬で、中央のタイトルを獲りたいとも話していました。去年は偉大なる記録に挑戦し続けたわけですが、後半は体も大変だったそうです。今日、公に話されましたが、足の指の粉砕骨折をしながらの騎乗だったと。「終わってみれば、自分の体よく頑張ったなぁって…」と内田騎手は言っていたけれど、内田騎手の口から公にこういう言葉が出るってことは、本当に本当に想像も絶するほどしんどかったんだなぁって、なんか胸が熱くなりました。ただもちろん内田騎手は「自分はゴールに導くのが仕事。でも、その前の過程が大事。影の努力が実を結んだ」と、厩舎の皆さんたちへの感謝も口にされていました。もちろんファンの皆さんへの感謝もね。

　内田騎手と言えばやっぱし、これからのことをどのように考えているのかってことに注目が集まりますよね。今日もその質問が出ていました。今は慎重に考えているところだそうです。中央に行くのはチャンスだ！って部分と地方競馬への恩返しをしたい！っていう気持ちと両方に揺れているそうです。