カテゴリ:私の手仕事(ビーズ・ニット作品。。。)
『刺し子』作品に初挑戦!
「刺繍の一種かな?!」くらいに軽く思っていましたが、奥深いものなのだそうです。 日本に古くから(500年ほど前!)伝わる技法だそうで、 庶民が日々暮らしていくうえで かつて貴重だった布地を繰り返し補修し、 長く大切に使う。という 生活の生活の知恵から編み出され発達したものだそうです。 全国各地に同じような技法を施しているものがあるそうですが、 その気候による防寒対策などで、必須だったのであろう 津軽の『こぎん刺し』、南部の『菱刺し』、庄内の『庄内刺し子』 など 東北地方に伝わる刺し子が広く知られているようです。 主な技法としては、着物や布団などの衣料品に「ツギ」をあてたり、 寒さを凌ぐための防寒・補強として布を重ね 縫い合わせていく。。。 ただ ぐし縫いで 縫いとめていたものが、だんだんと思いを込めて 吉小紋様など デザイン性を加え、実用のみならず装飾性を兼ね備えてきた。 という事なのですね。 洋風の技法で言えば、キルティングもその一種と言えるのかなぁ?! ・・・とは言っても 手芸品のこちらは、すでに図案(麻の葉)が描かれていて、 それに沿って 波縫いの要領でチクチクと刺していくだけです!! ![]() 今まで やったことのある刺繍との一番の違いは、 面を刺すのではなく、基本的に 直線で刺していくこと。 まずは 布目に沿って図案全体を貫いている部分は、 そのまま直線で刺し進め、平行線を作る。 さらに 角度を変えて、次の平行線。 といった風に 直線を繰り返していくことで生まれてくる図案でした。 刺し終わったら、二枚を接ぎ合わせ、飾りを付けてコースターになりました♪ これは、布が一枚でしたが、実用的なところで数枚の生地を縫いとめるには、 こういう技法は、とても有効なのでしょうね。 今回は、入門編として ちょこっとだけでしたが、 布巾やランチョンマットなどの実用品のキットもあるようですし、 また 挑戦してみたいと思いました♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年09月19日 16時20分50秒
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