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テーマ:ひとり言・・?(17659)
カテゴリ:ゴルフ
大部屋に移った母を、見守るためにと、二日間の付き添いをしてきました。 夜間は、母も疲れているので眠りたいらしく、9時の消灯を待たずに 「あんたは昼間仕事してきてるんだから、もう寝なさい」って。 9時前に寝ることなど皆無の僕も、真っ暗になると寝るしかない。 70cmの幅で、180cm弱の折りたたみパイプベッドに布団を置いて、、、 暖かな病室で、ふうっと熟睡…… 点滴のチューブが曲がって、点滴装置の警報装置がわめく。 気が付かない母の、枕もとの呼び出しボタンを押すと看護師が来てくれます。 「あら、またズレちゃったのね?」 いやな顔もせず、チェックしてリセットボタンを押してくれる看護師さん。 そのたびに目を覚ますのだけれど、処置が済むと僕はまた夢の中へ。 今朝、隣の患者さんに看護師さんが訊いていましたよ。 「よく眠れましたか?」 「ここ二日ばかり、殆ど寝られないのよ……」 「……ああぁ、そうでしたか……」 なんと、気まずい沈黙…… 僕のいびきの凄さは、ここでも有名になってしまったのか……(大泣 気丈な母もまだ不完全な状態なので苦しいのも残っていて、ちょいと弱気。 「お父さんの時と同じになっちゃったね」 と弱音を。 昨年、父の入院の時も付き添いが毎晩付いていて、やがて亡くなったので 母もそれを意識してしまいますから、そりゃ弱気にもなろうと言う物です。 「怪我すりゃ僕たちだって同じことだもん、気にしないで良いんだよ」 僕はそう言って母に微笑みかけますが、それは僕の本音でもあり、 母にとっては慰めにしかならない言葉でもあります。 でも、申し訳なさそうに微笑み返す母の瞳は優しくて、懐かしい色でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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