日本 牛久ワイナリー・葡萄の城・プレステージ・カベルネソーヴィニヨンNV シャトー・カミヤ
行きつけのスーパーで、売り場変更に伴う売り切り特価ということで3割引。こんな機会でも無い限り、自分で買う事はまず無いワインなので、シャレと勇気で買ってみた。かつて飲んだ このワインの下位ランクのボトルが結構しょうもない味だったので、この上級レンジでも特に期待はしていない。 日本 茨城県牛久市 牛久ワイナリー・葡萄の城・プレステージ・カベルネソーヴィニヨンNV シャトー・カミヤ 合同酒精株式会社 Chateau Kamiya カベルネソーヴィニヨン100%(フランス産と日本産のブレンド? 割合不明) 樽熟成 アルコール分12% 購入価格:1754円(2506円の30%引き)自宅から車で20分も走れば行ける距離のワイナリーだが、そんなに頻繁に行った事はない。カミヤはワインよりも絶対にビールの方が美味いと思うね。(もちろん飲む時は電車よw)色はやや濃い紫。香りはカシス、インク、プルーン、カラメル、ブラックベリー、クローヴ、カカオ、コーヒー?味は渋味と甘みを伴う苦味。余韻に苦味と軽く酸味を伴う甘味。おや、思ってたよりも美味いなw。香りに意外と幅と拡がりが有る。味も渋味を軸に甘苦い、いかにも滑らかなカベルネらしい味わい。渋味は有るんだが、これが結構穏やかな出方で、後に続く甘味を感じ取りやすい。香りとも相まって、飲み易いフルーティーな印象が強くイメージされる。オーストラリアのカベルネに近い感じ。味はそこそこ見所が有ったが、余韻のボリュームは浅いな。香りと味から続く果実感で その辺りのサポートは出来てたが、所々で苦味がデコボコに顔を出し、伸びをブツ切りにされる。実力派のワインなら、この苦味を甘味の底上げに利用するのだが(←グラーヴやサンジュリアンなら得意な味構成)。総合的にはボルドータイプの、そこそこの美味さのワイン。ノンヴィンテージのボトルだから製造年は分からないが、7~8年位なら真っ当に熟成しそうな潜在力も有る。120分以上の時間経過でも変化は無く、安定傾向。それほど期待しなかった割には良い味だったが、特に機会が無い限りはリピートはしないだろうな。料理は牛肉関係が適任。赤身の 歯応えのしっかりした、シンプルなミディアムステーキがいい。チーズや揚げ物や白身肉だと噛み合わない。ローストビーフやローストポーク位ならソースで調整出来るのでアリ。3割引きの1700円台なら値段相応。通常の2500円強の価格だと、ちょっと高価過ぎるかと思う。自分なら、これに2500円出すより もうちょい安いグラーヴのシャトー・オー・ヴィニョー、もしくはもう数百円乗せてオーストラリアのエベニーザー・シラーズを買う。牛久ワイナリー葡萄の城プレステージ カベルネ・ソーヴィニヨン(赤)720ml価格:2,550円(税込、送料別)楽天ではシャトー・カミヤのみ。流石にこの価格では買う気は起きないのよ。ただ今回初めてフラッグシップのボトルを飲んだが、全体的には意外と悪くなく、記念品や御土産としてはそこそこ力を感じられたのは良かった。