カテゴリ:北海道の甲虫
![]() んな訳で苦手としているものの1つに山登りがあります。山は嫌いじゃないけど、苦しいので行かない。 でも、今日意を決して山登りをしてきました!!それは北海道でトホシハナカミキリの黒化型が採れる唯一の山、大平(おびら)山です。普通のトホシハナはどうでもいいけど、とにかく黒化型が採りたい!! 朝3時半に札幌の自宅を出発、友人と合流し一路大平山登山道入り口に。霧雨が降る悪コンディションでしたが、一行6人はポイントを目指し山登り開始。実はこの中に虫屋の新婚の娘夫婦も入っており、ペースは彼女が握る形に。ゆっくりゆくり、たまにズルッ、ドテッって感じでロープに頼りながらも3時間でポイント到着。ズボンはドロドロ、服はベチャベチャ。 多くのフウロソウはピークを過ぎていましたが、中にはまだピークの花もありマズマズの状態。でも、天候はというと、ガスがかかっていて気温は16度。一気に汗が冷えて行くのが判ります。 でも、ここまで来たんだからということで、とりあえずフウロソウを見回ると1頭だけついてました(右個体)。大平タイプと言われるそれなりに紋が大きなものだけど、残念ながら黒くない・・・。他のメンバーも皆1~2頭採集。 あとは天候次第!何となくガスが上がるような雰囲気もあるんだけど、今いちハッキリしないのです。 何となく太陽熱を感じ始めた午後1時過ぎ、だんだんガスが薄くなりハッキリと日差しを肌で感じるようになった頃、雲海の向こうに美しく狩場山が姿を現していることに気付きました。そして虫達も活動を開始!メンバーはポツポツと追加するも、僕は逃がしてばかり。飛んでる個体が突然視界から消える、目の前に来た個体をたたき落として見失う、崖から5メートル以上も滑落する、等々。そうこうしているうちに2時間近くが経過・・・・・・・・・・・。終了・・・・・・・・ ![]() 追加できなかった僕を見かねてメンバーの一人がほんの少しだけ黒くなった個体をくれました(左個体)、トホホ。 正直言って登るのは大変な山だけど、来年も登るぞ!今度はネットを持って!(皆ネット無しで上手に採るんだけど、僕はネットないと絶対ダメだわ) P.S 前回アップしたネコメキモンですが、乾燥させている隙に同居人である「カマドウマ」様の胃袋に収まってしまったことをここでご報告させて頂きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 4, 2007 07:10:22 AM
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