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第1学区 学級日誌

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カテゴリ:試写会
 「ヴィクトリア女王 世紀の愛」の試写会に行ってきた。英文学士としてはやっぱりチェックしとかないとー。しかもヴィクトリアンのヴィクトリア女王よー(?)と盛り上がってはいたものの、ヴィクトリア女王とアルバート公に関する知識はほぼゼロ(^_^)ゞ。イギリス好きの会社の上司にこの映画を見に行くといったら、「家系図もって行く?」と言われたけど、必要だったなぁ。
 前の席が空いたままで上映が始まったから、視野が広くてラッキー♪と喜んでいたら、隣の席でトラブルが…。私の隣の人が体を傾けて座っていたらしく、まっすぐ座るようにと後列の人が頼んだところ、隣の人も前列の人のせいでスクリーンが見えないからとの返事。そこで、後ろの人が隣の席の背もたれを一蹴り。繋がってる私の席まで揺れたじゃないですか!マナー悪いなあ!!そもそも私の視野が広いのも、前列の別の人がマナー違反で隣の席に荷物を置いていたからなんだけどさ。ついそんなことを考えちゃってたら、映画の冒頭で時代背景の説明があったのにさっぱり頭に入らなくて、話がわかりにくくて困っちゃったじゃないのよ、もー(-_-);
 映画のほうは、イギリス王室で在位期間が一番長いヴィクトリア女王の、若い頃のお話。即位前後のゴタゴタから、アルバート公と結婚してもうしばらくの19世紀中頃までかな。原題は"The Young Victoria"。ヴィクトリア役のエミリー・ブラントは、「プラダを着た悪魔」とか「ジェイン・オースティンの読書会」とか「サンシャイン・クリーニング」とかアメリカ映画に出てるのしか見たこと無かったんだけど、もともとイギリス人だったのねー。それにしてもアゴ割れてるなあと、つい見入ってしまう(^_^)ゞ。公女時代にお母さんのケント公爵夫人たちが決めたルールで過保護に育てられたとか、ケント公爵夫人と国王が仲が悪かったりとかがまず描かれるんだけど、私が見落としたのか、そんなのは常識なのか、その王様の名前は誰も教えてくれない(^_^);。あとで調べたらウィリアム四世でしたが。演じているジム・ブロードベントは、ハリポタでスラッグホーン先生をやった人なのね。ケント公爵夫人のミランダ・リチャードソンはリタ・スキーターだし。ケント公爵夫人の秘書でヴィクトリアを操ろうとするコンロイ卿役はマーク・ストロング。この人も見るたびに風体が変わるなあ。アルバート公役のルパート・フレンドは私は初めて見たんだけど、史実に反して背が高いらしい(笑)。映画のストーリーもところどころ史実とは違うらしいし、頼りにしていた首相メルボルン(ポール・ベタニー)の失脚とか、国民の暴動とか、因果関係がよくわからない話がどんどん進んで行ったのがちょっとつらかったかな。せめてこのころの王室の家系図くらい見ておけば、ベルギーの国王がどうして話に絡んでくるのかとかがわかりやすかったかもしれない…。でも衣装は豪華でよかった。舞踏会のシーンは、ドレスっていうのはこういうもんだろうと想像するような、ディズニー映画のシンデレラとかベルが着てそうな形のドレスが多くて華やかでいいわ。もう少し時代が進んだらクリノリンが流行るんだろうから、それも見てみたかったけど、でもその頃になったらもうアルバート公が亡くなってヴィクトリアは黒衣の女王になって、舞踏会どころじゃないんだろうけど。ジュディ・デンチのヴィクトリア女王も見てみたくなったなあ。DVDは出てないみたいだから、いつかテレビでやらないかなあ。


クイーン・ヴィクトリア 至上の恋





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Last updated  2009.12.31 23:23:43
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