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テーマ:大河ドラマ『風林火山』(345)
カテゴリ:2007年ドラマ
本当は、子は親を追いつめたりしたいはずもなく
北条の家のように、敬意を持って親を看取ることができたら。。。 国境で父・信虎を追放して、流す晴信の涙。 この親子は、どこから歯車が狂ってしまったのか。 信虎を駿河から迎えに来て、刃を向ける事となった勘助。 ミツの面影が心を占める。 しかし、追い落とす寸前、勘助の前にいたのは ミツの敵・信虎ではなく、甲斐を支配していた老人であった。 今川め。 わしを討っても、甲斐は滅びぬ。 甲斐には、息子、晴信がおる。 わしが厳しく育てた猛々しい武将が。。。 信虎が晴信を嫡子と認めた瞬間である。 勘助の前にいるのは「甲斐」である。 そして、今の勘助は、「今川」であった。 勘助の心から遺恨が消えた。 国と国との争い、交渉のなかで、自身の恨みは小さな物になっていく。 ・風林火山 第十話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月18日 21時23分33秒
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