見取り八段・実０段

能力のある人間も、それは解っています。
だから、それを隠そうとします。

それは自分を偽る事になります。

だから苦しんでいるんです。



まだ、未知能力を信じて受け入れる事は難しい、
と言う高村刑事に、漁は言う。


高村は、次第に未知能力者を理解し、
味方になろうと言う気持ちになっていた。



七瀬が山小屋で父と会う約束をした事を漁と恒介に話すと、
恒介は反対する。

恒介には七瀬が苦しむ未来の姿が見えていたから。


２人は、七瀬に秘密で山小屋に付いてくる。



久し振りに、父・精一郎と再会する七瀬。


なぜ置いていったのかと問う七瀬に、精一郎は
七瀬を守るためだと答える。


漁と恒介も交えて、精一郎は状況を説明した。


当時、まだ未知能力は開発途中だった。
なのに天誠電機は能力のある者を集めて、
会社のための道具にしようとした。


君たちを守りたかったんだ。


それは、愛娘、七瀬を一番に守りたい、と言う事だと
恒介も解っていた。



先生は、なぜあのノートを置いていったのですか？


未来への希望です。

未知能力がなぜ存在するのか解らない。

でも、必ず意味があるはずだ。
あのノートは、その時のための希望です。



七瀬と、また会う約束をして別れた後、

山小屋に佐倉が現れた。


研究を先に進めるには火田精一郎の頭脳が
どうしても必要なんです。


一度、未知能力の実験に集められた子供達が
飛躍的に能力を伸ばした日があった。

あなたが姿を消す前日の事です。

あの日、あなたは何かを見つけたんじゃありませんか。

未知能力を増大するための秘密を。




七瀬、すまない。
私はもうお前を守れない。

目立たないように能力を使うな。

能力者に近付くな。




　　　　　



佐倉は会社側の回し者だったのですね。。。


そして、先週思った通り、七瀬の存在は
他の能力者の力を増大するらしい。


七瀬が応援すると、ネズミは100％の能力を見せた。

佐倉が言っていた、実験の子供達が能力を伸ばした日。

たぶん、そこには七瀬がいたのだろう。


この事に気付いたら、七瀬は狙われる


地雷撤去の団体は、そのための団体。。。

最終的には七瀬たちと会社との戦いになるんでしょうね。。。


高村が頼れる存在になりそうな気がします。




父との再会も、父の死も
あまり心に響く物ではありませんでした。

ただ七瀬が騒いでいるだけみたいに見えてしまった。。。

う～ん。。。




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