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カテゴリ:日々の小話
中学三年になる娘がいる、普通ならば来年高校受験となるが、幸い娘は普通だったらしく受験らしい。
今迄私は一度も進路の件で話し合った事はないが、妻は担任の先生と数回の三者面談を終えおり、いよいよ明日最終決定して、書類を学校に提出しなければならないと言う。 私だって娘に進んで欲しいと思う学校がある。 しかし私があれこれ言うべきではないと思い、あえて一言も話題には触れなかった。 ちなみに高二になる息子にも、何も言った記憶が無い。 進路どころか勉強しろと言ったことすらなかった・・・たぶん^^;)。 かわりにいつも言うことは、おはよう・ただいま・お帰りなさい・行って来ますの挨拶は元気よくしろ、寒い季節はお風呂上が直ぐに靴下をはけ、外から帰ったら手洗い・うがいは直ぐにしろ、休みの日でも朝は八時前には起きろ、と言う生活上の注意だけだ。 →今書いていて思ったが、居酒屋におかれている親父の小言みたいだ^^;) 通称冬になると靴下おじさん。 靴下のチェックは欠かさない。 娘が一時学校に行かない時期があったが、そんなときは別に無理して学校に行くなとアドバイスしていた。その代わり病気じゃないんだから、家のトイレ・お風呂・流し・廊下と徹底的に掃除をするように指示した。 掃除を終えても私がチェックして、少しでも汚いとやり直しを何度もさせていたら、自然と学校に行くようになった。 →おやじに口うるさく掃除させられるより、学校に行くほうが楽だと気がついたらしい(*_*) だからこの時の進路の話は、初めての学業の話でもあった。 正直私は避けていたのかもしれない。 嫁さんから娘がが進みたい進路を何気なく聞いていたからだ。 私は家から近い学校に進んで欲しいと思っていた。 理由は朝ゆっくり寝てられるからだ? 私は相模原の自宅から、山梨の学校まで通学していたが、いかんせ朝が早かった。 部活で朝練習がある時は3時50分頃に起きて、始発で通っていたのである。 だから近くがいいのである。 専門分野に進みたいと言う娘に、私の考えを話しえおした。 「お父さんはね、あれ・これ・それ~つまり・・・近くの学校に行ったほうがいいと思う」と。 気がつけば”私が希望する近くの高校に行かせるため”の理由を娘に話ししていた。 それでは娘の希望を全く尊重していないことになる。 父親失格だ。 興奮する私に妻が、笑いながらビールを出してくれたが。 一呼吸。 そして「お前の好きにしなさい。好きなことを勉強するのが一番幸せなことだから。別に将来就職する時に職種が変わってもかまわないから。」 やっと父親らしいことが言えた。 考えてみれば今まで私の中学・高校生活の話をしたことがなかった。 振り返れば落ちこぼれで、それなりに成績が優秀な上の二人に威張れることは何も無い。 15歳の進路希望が18歳で代わっても何もおかしなことではないし、大学の専攻した学部と、就職分野が違うことだって普通なのだから、目くじらを立てることでもない。 子供達には学歴よりも、学力で生きていって欲しいと切に願う。 今思えば私は両親に、好き勝手な学生生活を送らせて頂いた。 いつも楽しかったな~ 中学も高校も大学も・・・ 社会人になっても、あっちこっち転勤しても。 そして今も^^) 好き勝手な学生時代、少しだけカラテならってました。 写真は学園祭での氷頭付割りの一コマ この写真はこの前え結婚した今井君とのデモンストレーション 昔は足が上がりました 左手が大同塾八戸支部長の中出先生。 青春時代を大変お世話になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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