コーヒーなどの飲み方の落とし穴-その2-
子宮や卵巣の病気になる女性は赤ワインとチーズが大好きだという傾向があります。そして、コーヒーも濃いものが好きという方が多いです。これはつまり、タンニン酸と動物性脂肪をたくさん摂っているのです。子宮や卵巣の疾患は、女性ホルモンの分泌量と関係があります。女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が多いほど、子宮筋腫や子宮ガンなどの疾患の発症リスクが高くなるのです。エストロゲンは、卵巣からだけではなく、脂肪組織からも分泌されますので、体脂肪率が高いほど、子宮や卵巣の疾患にかかりやすくなります。さらにタンニン酸によって血管が収縮して、下腹部の血流が悪くなることも、子宮や卵巣の疾患を招くことになります。実際に、子宮や卵巣に疾患がある女性のかたは、足が特に冷えています。これは、下半身の血流が悪いためです。その一因にタンニン酸のとりすぎが考えられます。緑茶は、カテキンが含まれており、体に良いとされていますが、緑茶を毎日何杯ものんでいても神経痛や関節痛に悩まされる人がたくさんいます。カテキンは「菌に勝て」という意味で付けられた名称で、その名の通り殺菌力が高いといことは、腸内の有益な乳酸菌などの細菌も殺菌されてしまうというデメリットも有ります。また、農薬の問題もあります。農薬の使用量が多い果物の中でも特に多いのがりんごで、だいたい20~30回位農薬を散布しています。ですが、緑茶はその倍の回数の50回位散布しています。ですので、緑茶を飲む=農薬を飲んでいるようなものなのです。ですから、タンニン酸を含むお茶類は食後に飲むようにします。食後には胃腸も動いていますのので胃腸の蠕動運動が弱くなることは考えられません。食事の前、朝起きてすぐのコーヒーやお茶を飲む習慣は止めるしかありません。量は1日に5杯までにします。くれぐれも砂糖の入れ過ぎに注意しましょう。